とと姉ちゃん (第40回・5/19) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』『第40回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
常子(高畑充希)は、綾(阿部純子)の母が歯槽のう漏で苦しむ姿を見かけ、多くの女性が同じ病気で悩んでいることを知る。これを商売にしようと、星野(坂口健太郎)にレシピを聞き、練り歯磨きを自作し始める。メモ通り作った歯磨きを森田屋の面々に試してもらうが、出来上がりはイマイチ。それでも諦めない常子を見て、鞠子(相楽樹)は手伝うことを決め書きなぐられたメモを読み返してみると、不足している材料が見つかり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ととの代わりに"家族のために"しているように見えない
アバンタイトルで、「家計を支えるために」と言ってはいるが、その後の15分間で常子(高畑充希)が「家計を支えるために」練り歯磨きを作っているように見えなのが辛い。と言うか、「お金のために」とか「新しいことへの挑戦」には見えるけど。
本当は、「家族のために」と言うように見えないと『とと姉ちゃん』に繋がらないし、「世の中のために」「人のために」と言うように何れは見えてこないと、「暮しの手帖」の話に繋がらないのでは?
また、「見えない」と言うのは、テレビの中の登場人物同士で「見えていない」と思えてしまうのもイタイ。視聴者は語りや回想シーンや脳内補完で「家族のために」と思えているが、今回の鞠子(相楽樹)が手伝うシーンでも、鞠子自身がとと姉の「家族のために」に寄り添ってるようには見えなかった。
やはり、テレビの中の登場人物たちがきちんと互いを意識して行動しているように描くのは最低限必要だと思う。語りや回想で視聴者を誘導しても、ドラマそのものの面白さには繋がり難いような…
あとがき
森田屋の面々に味見させる前に常子自身で味見はしなかったは、ドラマを面白くするためだからOKなのかな?大きなお膳に湯呑みが整列してるもドラマだからいいのかな?綾(阿部純子)の家では物色しているようにしか見えなかったし。なんか、今日はそんなことばかり気になってしまいました。次回に期待します。
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
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第2週『常子、妹のために走る』
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第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
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第4週『常子、編入試験に挑む』
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第5週『常子、新種を発見する』
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第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
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第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
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