とと姉ちゃん (第38回・5/17) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』『第38回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
どこか元気のない鞠子(相楽樹)を心配し、常子(高畑充希)は、東堂(片桐はいり)から借りた「青鞜」を渡す。感銘を受けた二人は、女性だからという理由だけで尻込みせず、挑戦することが大切だと東堂から助言され、何かを始めたい気持ちが湧き上がる。一方、時代は次第にきな臭くなり、青柳や森田屋も不況の波が押し寄せ、自粛ムードが漂っていた。そんな折、鉄郎(向井理)が森田屋に現れ、どんちゃん騒ぎが始まってしまい…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
鞠子の進路の話にすり替わってるし…
『あまちゃん』では “あんべちゃん” を魅力的に演じてくれた片桐はいりさん演じる東堂チヨも、登場2日目で賞味期限切れ的な変なキャラにしてしまう本作。まだ週の始めとは言え、前回の平塚らいてうが書いた雑誌の感想文と追加の紹介文だけで、9分過ぎにやっと「将来」の話に。
それも、『常子、ビジネスに挑戦する』のサブタイトルとは裏腹に、鞠子(相楽樹)の進路の話にすり替わってる。その先も、青柳商店、葉っぱの兄ちゃん(坂口健太郎)に、久し振りに鉄郎(向井理)と。そしてご丁寧に「鉄郎現れる所に災いあり」の語りで終わり。今日の15分、ただのネタ振り回だったのか…
歯ブラシの持ち方や、美子の扱いが気になる…
相変わらず、ちょこちょこと気になるシーンがある。例えば、唐突に登場した常子(高畑充希)の歯磨きのシーン。歯ブラシを鉛筆のように持つ「ペングリップ」だったが、手のひらで握る「パームグリップ」の方が戦前っぽく映ると思うが…
それと、美子(根岸姫奈)と友だちのくだり。嘘つきでもおやつが貰えるならお付き合いする子どもたちみたいな描き方を、わざわざ挿入するんだろう。友だち関係が修復したのなら、友だちの家の縁側で友だちのおやつを頂く美子を描けば良いのに。とにかく、美子は川に落ちたり、本作では可哀想な設定ばかりで悲しくなる…
あとがき
朝から、阿部定ネタで酔っ払いの大騒ぎを見せるって、どう言うセンスなんでしょう。まあ、今週は大橋鎭子さんが女学生時代に、歯槽膿漏の母のために開発製造販売(商売的には失敗)した「OC(オーシー)歯みがき」の話。「暮しの手帖」の話に繋がる大事な話ですから、遠回りせずに描けば良いのに…
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
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第2週『常子、妹のために走る』
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第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
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第4週『常子、編入試験に挑む』
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第5週『常子、新種を発見する』
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第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
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第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
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