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話題の「水素水」 かつてブームの「アルカリイオン水」と同じ!?

[2CS] キリン アルカリイオンの水 (2L×6本)×2箱

私は "ニセ科学" にとても敏感な方だと思っていたが…

以前の記事『[読書] ニセ科学を見抜くセンス (左巻 健男/著・新日本出版社社) 感想』で、小中学校教育にまで入り込んでる “ニセ科学” を採り上げ、その代表例として「水素水」を挙げた。「マイナスイオン」も何の科学的根拠もないことを書いた。そう、私は日常生活の中で “ニセ科学” にとても注意をしている…

つもりだった。実は私が日頃ミネラルウオーターの指名買いをしているのが、『コカ・コーラ い・ろ・は・す 天然水』と『キリン アルカリイオンの水』だ。前者は無味無臭が好きで、後者はまろやかな味が好きで購入している。決してアルカリイオン効果を意識しているわけではない。

「アルカリイオン水=水素水」の事実

しかし、先日の下記の記事を読んで、ちょっと不思議な気持ちになった。

話題の「水素水」 かつてブームを巻き起こした「あの水」と同じだった…
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/160514/lif16051415160007-n1.html
『なぜ疑似科学が社会を動かすのか』(PHP新書)の著書もある石川教授は、「今話題の水素水の多くは、電解還元水のことで、かつてアルカリイオン水と呼ばれたもの」と指摘。水素水の評定をしたことについて、「キャッチーな『水素』という言葉をつけることで、売り上げを回復しようという意図が見えたから」と説明する。

 アルカリイオン水は、アルカリ性の電解水のこと。一般的な水は、水素と酸素からできており、それを電気分解すると、酸素を多く含んだ水「電解酸性水」は陽極側に、水素を多く含んだ水「電解水素水」は陰極側に生成される。この陰極側に生成された電解水素水は、以前は「アルカリイオン水」と呼ばれることが多かったが、今は「水素水」といわれているわけだ。

 つまり、中身は変わらないのに、一時期を経て、同じ「水」が名前を変えて売られ、あたかも新しい「水」として注目されているのが実情だ。

「市販の水素水に効果はゼロ」と東大・唐木名誉教授

確かに、平成4年頃からアルカリイオン水の生成器が普及して、平成15年頃からペットボトルの製品が増えたように思う。そして、数年前から水素水がスーパーの店頭やネット通販でも急激に売り上げを伸ばしている。記事の中には、

水素水の中には、水を電気分解するのでなく、濃度の高い水素水を水に溶け込ませるタイプもある。こちらの場合は、アルカリイオン水とは区別される。

と書かれた上で、日本学術会議の副会長時代に疑似科学問題を扱ったことがある東京大の唐木英明名誉教授(薬学、獣医学)の「水素には何かの効果があるかもしれない。しかし、市販の水素水に効果があるかと言われれば、ゼロだろう」と手厳しい発言が載っている。

「自分だけは騙されないつもり…」が一番危ない

今回、なぜこんな記事を書いたのか?詐欺商法などに「自分だけは騙されないつもり…」と思っていても、そう言う自信家が餌食になると言う話は良く聞く。

私も、どちらかと言えば “ニセ科学” に抵抗し広めている「つもり…」だったが、アルカリイオン効果を期待していないとは言え、結果的に「元祖 水素水」を買って飲んでいたことになる。

今後も『キリン アルカリイオンの水』は飲むと思うが、この記事を読んだ後ではどうなるか。とにかく、読者の皆さんも、身近に潜んでいる “ニセ科学” に騙されないように…

あとがき

まさか、「アルカリイオン水=水素水」と言うのは目から鱗が落ちました。でも、一般的な水を電気分解して、陰極側に生成される水素を多く含んだ水「電解水素水」を「アルカリイオン水」と言うのは、キリンの公式サイトにも載っており、「水素水」の概念と同じなのです。

皆さんもいろんな場面で、「自分だけは騙されないつもり…」と思わずに生活して下さい。


     

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