グッドパートナー 無敵の弁護士 (第4話・2016/5/12) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(公式)
第4話『ぶっ壊す!因縁の親子バトル!!』の感想。
取引先である「鳥飼シューズ」で‘お家騒動’が勃発。会長に退いた創業者の健三(竜雷太)が、2代目社長の息子・孝太郎(矢柴俊博)を解任し、社長に復帰すると言い出したのだ。一方の孝太郎も、健三を解任するつもりだ。このままでは混乱に乗じて他社に買収されかねない。咲坂(竹野内豊)は所長の神宮寺(國村隼)から、両者を仲直りさせるよう指示される。しかし、咲坂が提案した和解案は2人に一蹴されてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
なぜ、佳恵を咲坂の仕事上の“パートナー”にしないの?
元夫婦が互いを仕事上の “グッドパートナー” として支え助け合い、クライアントの “グッドパートナー” にもなると言う期待通りの秀逸な第1話から、回を重ねる毎に期待ハズレな仕上がりになっている本作。なぜ、佳恵(松雪泰子)を咲坂(竹野内豊)の仕事上の “グッドパートナー” に描かないのだろう。
チームワークの話、弁護士ドラマとしては面白い
確かに、九十九(大倉孝二)の妬みや赤星(山崎育三郎)の入院、そして、猫田(杉本哲太)の婚活などのエピソードも上手く取り入れつつ、神宮寺法律事務所オールメンバーで再び勝ち取った企業顧問の座と言う、チームワークの話としても良く出来ている。
案件は、あの大塚家具のお家騒動であるのは間違いないが、咲坂らしい普通とは違う角度からの作戦で、見事に解決まで導いた弁護士ドラマとしても面白い。更に、「鳥飼シューズの父と息子」と「咲坂、佳恵、みずき(松風理咲)」の “お家騒動” を重ねたのも、若干無理があっても悪いとは思わない。
佳恵が弁護士である必然性が乏し過ぎる
全体的に面白いとは思うのだが、やはり前述したことが気になってしょうがない。正直、本作にとって佳恵の存在理由が、咲坂の元妻とみずきの母と言う部分しかない。弁護士であり咲坂の仕事上のパートナーと言う部分は明らかに欠落している。
記者会見の練習の場での佳恵の台詞も、もっと「親子関係」に踏み込んだ台詞ならともかく、あの程度の内容であれば、神宮寺(國村隼)が後方支援しても良いし、猫田(杉本哲太)でも十分可能だ。むしろ、最後のオイシイところだけ佳恵に言わせたことで、陳腐さが漂ったのが残念。
あとがき
何とかしてでも、佳恵を咲坂の仕事上のパートナーと言う部分をがっつりと描いて貰うしかないです。そのためには、もっと咲坂と佳恵が一緒に案件に取り組むなりの描写も必要。現状では、佳恵が弁護士で無い方が自然に見えます。それでは元も子もないのです。次回に期待します。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
テレビ朝日ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」主題歌「Plus One」平井堅(初回生産限定盤)(DVD付)
テレビ朝日ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」主題歌「Plus One」平井堅(通常盤)
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8438/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/437824121.html でも受付けております。
- 関連記事
-
- とと姉ちゃん (第36回・5/14) 感想 (2016/05/14)
- とと姉ちゃん (第35回・5/13) 感想 (2016/05/13)
- グッドパートナー 無敵の弁護士 (第4話・2016/5/12) 感想 (2016/05/13)
- とと姉ちゃん (第34回・5/12) 感想 (2016/05/12)
- 世界一難しい恋 (第5話・2016/5/11) 感想 (2016/05/12)