ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~ (第3話・2016/5/6) 感想

テレビ東京系・金曜8時のドラマ『ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~』(公式)
第3話『死神ナース!復讐は真夜中に起きる!?』の感想。
匿名の投書が届き、慧(谷原章介)らはある病院の内科に潜入。そこには患者の容体が悪化するとなぜか近くにいて、‘死に神ナース’と噂される看護師・黒沢(山本未來)がいた。2カ月前、黒沢は入院患者・古谷(椎名泰三)の急変を発見して担当医・一之瀬(瀬川亮)と救命処置を行ったが、古谷は死亡。入院患者となり調査していた鴨志田(田山涼成)は、黒沢が入院患者・山崎(小宮孝泰)の腕から点滴を引き抜くのを目撃する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第1話:脚本/林誠人氏・演出/白川士氏
第2話:脚本/林誠人氏・演出/遠藤光貴氏
第3話:脚本/田中江里夏氏、林誠人氏・演出/白川士氏
あの事件をもとにしたと思ったら…
患者が「MAIC」を周知してるって世界観だったんだ。これが今回の一番の驚き。2016年2月に神奈川県川崎市幸区の有料老人ホームで、3人の入所者がある職員の男が夜勤の度に次々と死亡していた連続不審死事件で、元職員の男が逮捕された事件を思い出した内容で…と思ったら、、、
これまでの2話とちょっと変わって残念…
それにしても、脚本に林誠人氏の名が列記されているとは言え、脚本上の物語の構成、特に登場人物たちの過去の扱い方が今までとだいぶ異なったし、コミカルな部分の描き方が演出と共にやや過剰。
また、演出が第1話の白川士氏に戻ったお蔭で、前回のテンポ良いカメラ―ワークや演出が影を潜め、2時間サスペンス調のやや緩い演出になったのが、私としては残念。
でも、金曜20時のドラマではこれが丁度良いか…
しかし、物語全体を見渡すと、主人公が医師で調査員で、関係者全員が医療関係者でないと成立しないストーリーになっているのはお見事。医者の探偵ごっことは訳が違う専門性のあるドラマになってる。
その上、決して難しい部分が無く、むしろ優しく丁寧過ぎて物足りないくらい。過ぎたるは猶及ばざるが如しの言葉通り、金曜8時のドラマではこれが丁度良いのかもしれない。
あとがき
流石に、看護師が勝手に投薬すると言う現実的にはあり得ない設定ありきで、物語を構成するのはどうかと思います。ただ、決め台詞の「命に嘘をつくな」が効いているだけに、もっと現実味のある先が読みにくい事件事故をつくって頂きたいです。
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