とと姉ちゃん (第29回・5/6) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第5週『常子、新種を発見する』『第29回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
日本初の発見を目指して、深川で植物を探す星野(坂口健太郎)の熱意に賛同する常子(高畑充希)たち。探しているキノコを見たことがあると常子は、青柳に星野を案内する。いぶしがる隈井(片岡鶴太郎)を説得し、生えていた場所に行くと、すでに採取されてしまった跡だけに。聞くと、清(大野拓朗)が朝帰りのバツとして掃除し、たき火にかけようとしているらしい。燃やされる前に、何とか阻止しようと追いかける常子と星野だが…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
早合点をし、大騒ぎをし、結局話は進まない…
前回も書いた通り、唐突に無関係な登場人物が騒動のきっかけを作り、小橋家の4人が騒動とは全く無関係の “出来事” を描いて終了。その繰り返しばかりの本作。これを言い換えると、早合点をし、大騒ぎをし、結局何も変わらずに賑やかさが残るだけの繰り返しってこと。
鞠子が新聞記事を見つけるのは、次回で良かったのに…
で、今回は前回と合わせて、星野(坂口健太郎)の人物紹介の続き。ただ、今回は「新種発見」が2つ描かれてことで、前回よりも物語性が生まれたのは確か。しかし、残念ながら最後の最後に鞠子(相楽樹)が新聞記事を見つけるシーンを付け足したから、結果的に例の「早合点、大騒ぎ、変化なし」の構図を強調しただけ。
今週の一体どこが『常子、新種を発見する』なのか?
それにしても、学生服を来た押し売りが街中を横行しているとでも描いておいてくれたのならともかく、森田屋も青柳商店も商売を営んでる人間たちが外見だけで相手を判断し、帝大生と聞いた途端に手のひら返しの好反応なのも解せないし、今週の一体どこが『常子、新種を発見する』なのか全くわからない。
あとがき
うーん、ヒロインの常子を中心に確かに大騒ぎだけは描かれていますが、常子が “とと姉ちゃん” になろうとしている様子もなく、今後どうなっていくのかの欠片も描かれません。
ただただ小橋家と森田屋と青柳商店の日常として “早とちり騒動” がブツ切れに繋がれている印象です。“出来事” でなく、もっと人物、それも常子を描いて欲しいです。まあ、今週は大型連休モードなので時間繋ぎでしょう。週明けの第6週『常子、竹蔵の思いを知る』に期待するしかなさそうです。
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