とと姉ちゃん (第27回・5/4) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第5週『常子、新種を発見する』『第27回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
振り上げた拳を下ろし、富江(川栄李奈)の代わりに土下座する宗吉(ピエール瀧)。常子(高畑充希)も富江をかばい、女学校に行きたい余り制服を着たのだと弁明する。ただ着たかっただけと常子の言葉を覆す富江だが、まつ(秋野暢子)や照代(平岩紙)は秘めた思いがあると感じ、一日限りの休日を楽しむようすすめる。常子と外出する富江だが、気もそぞろで落ち着かない。一方、宗吉たちもどこか浮つき仕事が手に付かずにいて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
"なんちゃって制服" で街歩きしたことで何を描いたの?
うーん、「制服を着たかっただけ」の富江(川栄李奈)に制服を着せて街中を連れ回す常子(高畑充希)で何を描きたいんだろう。最近の「なんちゃって制服」をアレンジたような話、で時代的なチグハグさを感じて始まった3連休の2日目。今回も、毒にも薬にもならぬエピソードの連続か…
仕出し屋と洋食店は違うと思う…
川栄李奈さんを推したいのか知らないが、中に入ってこともない洋食店の、メニュー看板だけ見て価格設定に疑問を持ち、外から店内を覗いたたけで接客態度を評価する。いくら創業80年の仕出し屋の娘とは言え、洋食店と仕出し屋の価格と接客は違うのでは?
先日の「商売の心得」的な部分では繋がっているかもしれないが、富江の能力を垣間見せるエピソードしては無理があるような…。それに、借りてる制服の上に糠床の樽を置くのもどうかと思う…。森田屋の躾もそこが見えてしまったって感じだ。残念…
常子に続いて鞠子も「まれ化」が進む…
「さっ、勉強でもしますか」
鞠子(相楽樹)のこの台詞も気になってしまった。富江を連れ回す常子と同じく。住み込みさせて頂いてる立場なのに、どことなく上から目線のこの言動。正直、こんな人物設定では共感できる人は少ないのでは?もっと地道で健気で優しいキャラクターで良いと思う。常子に続いて鞠子も「まれ化」が進むのだろうか。
あとがき
ヒロインやその家族よりも、自分の気持ちを抑えられずに鞠子の制服を拝借してしまい、制服を着て出かけた嬉しさからつい言い過ぎたり、それでもやっぱり糠床が気になって走って帰ってくる富子の方が、よっぽど愛らしいし親しみが湧きます。そして、「ととになる」ことと「仕切る」ことは違うと思います。次回に期待します。
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