重版出来! (第4話・2016/5/3) 感想

TBS系・火曜ドラマ『重版出来!』(公式)
第4話『目指せ金の卵発掘!新人ツブシに宣戦布告』の感想。
なお、原作:松田奈緒子「重版出来!」は未読。
漫画家を目指す新人が編集部に原稿を持参し、編集者に見てもらう「持ち込み」。五百旗頭(オダギリジョー)の下で持ち込みへの対応を学んだ心(黒木華)は、独り立ちを許され、新人発掘に意気込む。そんな折、バイブスは「漫画同人誌即売会」会場で‘出張マンガ編集部’を開催。心はそこで、絵は下手だが個性的で引き込まれる作品の中田(永山絢斗)と、完成度の高い画力を誇る就職活動中の女子大生・絹(高月彩良)と出会う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
成田メロンヌの笑顔と壬生の涙で魅せた、2人の時間
大人気で満面の笑みの成田メロンヌ(要潤)を再登場させて、壬生(荒川良々)の涙だけで、その後の2人の関係がどうであったかを魅せる。こう言うのが映像的表現だし、時間経過のお手本でもあるし、そして何より視聴者にとっては連ドラの醍醐味だと思う。
群像劇として丁寧に仕上げた秀作
物語は心(黒木華)が新人漫画家発掘に格闘する姿を中心に、編集部の面々のそれぞれの漫画や漫画家への違いを描きつつ、漫画家たちの悩みや自信を全体に散りばめて、いつも通りのスポ根テイストのガッツあるドラマに、恋バナ風の一期一会なセンチメンタルも部分も入れて、群像劇として丁寧に仕上げた秀作だと思う。
もう少し「時間経過」を解かり易く描いたら、もっと良い
1つだけ残念なのは、時間経過が解かり難いこと。テロップで入るのは解かり易いが、そうでない部分で、何か月経過したのか解かり難いところがある。本作の面白さは、心のすぐ動く実行力とへこたれない根性。
それがどう「即」行われて、どれだけの「時間」で結果が出たのか、テロップでも良いから、明確に示したらもっともっと面白くなると思う。だって、連載漫画は時間との戦いだし、それを描いてこその漫画出版業界のドラマだと思う。
あとがき
安心して観ていられます。楽しいし、観た後にちゃんと元気ももらえるし、次週も気になります。連ドラとしてホント丁寧に真面目に作られていると思います。次回に期待します。
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