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とと姉ちゃん (第26回・5/3) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』公式
第5週『常子、新種を発見する』『第26回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。


富江(川栄李奈)のために、破れた鞠子(相楽樹)の制服を直すと決めた常子(高畑充希)。君子(木村多江)のミシンが壊れていたため、滝子(大地真央)のを借りる。滝子に突然青柳を継ぐ気はないかと尋ねられ、考えたこともないと答える常子だが、初めて将来について意識する。制服を直して帰ると、富江が制服を盗んだことが知れ渡っていた。激怒する宗吉(ピエール瀧)たち。かばおうとする常子だが、富江は真相を話し始めて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

朝ドラ規定通り、連休中は毒にも薬にもならないエピで…

私の中の朝ドラ規定に則り、予想通りに連休中は毒にも薬にもならぬエピソードで連休明けを待つ仕様の1日目。サブタイトルの「新種」の登場は週末までお預けらしい。青柳商店の若旦那・清(大野拓朗)を行儀悪く手招きする常子(高畑充希)で幕を開けた。

富江が女学校に通っていない理由も、意外とあっさり…

すると、場面は突然に森田屋で、呑気に休憩中の君子(木村多江)のシーン。宗吉を演じるピエール瀧さんのお陰で雰囲気はとても良い。そして、娘の富江(川栄李奈)が女学校へ行かないがさりげなく語られた。これ、この度の制服盗難事件の根幹に関わる重要なエピだと思うが、意外な程にさりげなく終了…

自ら飛び出した青柳商店に忍び込むって流れが不自然…

そして、再び青柳商店。朝ドラお約束の覗き見をする富江、清と続く。騒動を大きくしたくないと言う常子の心情はわからなくもないが、一度自分たちから三下り半を付けたような感じで飛び出した青柳商店にミシンを借りに忍び込むと言う流れがわからない。どうして、この脚本家は言動にちゃんと理由付けをしないのだろう。

最大の見所である "出来事" も、ワンパターンで処理か…

今回は、滝子(大地真央)から「常子は、どうなりたいんだい?」と尋ねられ、常子が初めて “仕事” や “仕事” を意識し始め、今は “とと姉ちゃん” として家族を守ることだと明言した本作の今後の行方に繋がる大事な “出来事” が描かれた。こう言う部分を観たいのだ。

しかし残念ながら、いつも通りに大切な “出来事” を描くまでの経緯がワンパターン。“出来事” に無関係な登場人物が騒動を起こし、その解決の過程で唐突に入れてくるってパターン。だから、連続性が生まれない。

終盤の騒動の解決編の導入部でも、何となく富江に対して上からもの言いをする常子が気になるし、中途半端に拳を振り上げたままの宗吉も如何にも明日用って感じ。結局、滝子の言葉でヒロインが未来を考えると言う重大なくだりが、意味不明な騒動に見事に埋もれてしまった。本当、残念でならない。

あとがき

細かいことを抜きにしたら、目の前の騒動をヒロイン自らの手でそっと解決しておこうと言う “とと” らしさもあったし、ヒロインが祖母に言われて我が身の将来を考えるのを描いたのは、とても良いと思います。こう言うシーンを上手に並べたら良いと思います。

そして、登場人物たちの好感度を上げるような脚本と演出と演技をもっとやって欲しいです。放送開始から1か月が経ちますが、今一つ今橋家の家族に感情移入しづらいです。そこもよろしくお願いします。

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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
7 8 9 10 11 12
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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