とと姉ちゃん (第24回・4/30) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第4週『常子、編入試験に挑む』『第24回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
綾(阿部純子)に勉強を教えてほしいと頼む常子(高畑充希)。一番になるには、一番詳しい人から教わるのが最良だからと、歯に着せぬ発言をする常子にどこかおかしみを感じて綾は、勉強を教えることを了承する。宗吉(ピエール瀧)はその事情を聞き、悪態を付きながらも常子を応援し、勉強に専念させる。そして、再試験当日。常子は試験で挽回し、好成績を収める。しかし、またカンニングの疑惑は晴れず、再び孤立してしまう…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
家族や将来のために、常子が勉強する姿を観たかった
出来れば、不正の疑いを晴らすと言うようなきっかけで勉強するのではなく、家族のため将来のためにひた向きに勉強する姿を観たかった。しかし、事件や “出来事” が起きてからしか登場人物が動き出さないドラマだからしょうがない。無いよりマシって感じだろうか。
サブタイトルが違うのでは?
そして、常子(高畑充希)は2位になったのに、なおもイジメが続くのはどうかと思うが、とにかく常子の「努力」が描かれたのは良かった。何せ、タナボタ的に何となく上手く行っちゃうヒロインだったら。
で、未来の “腹心の友・綾(阿部純子)” が誕生。こう言う1週間ならサブタイトルは『常子、親しい友が出来る』とか『常子、初めての親友誕生』で良かったのでは?
君子と滝子より、常子と森田屋で締めたら良かったのに
似た者同士の君子(木村多江)と滝子(大地真央)のくだり。2人の自分の腰を労る姿を重ねたのは、映像的表現で良かった。
ただ、週の最後の土曜日のラストが、祖母と母を重ねたエピソードだったのはどうだろうか。再試験が上手く行って常子と森田屋の面々と喜びを分かち合い、それを滝子も覗き見るとか、小橋家みんなで喜ぶとか。まあ、そうするならば、事前にもっと君子や鞠子が手伝ってる姿がないと説得力に乏しいが。
あとがき
結局、1週間が終わってみれば、常子に友だちがひとり出来ただけ。小橋家の日常と言うよりも、常子の青春の1ページと言う感じ。これで良いのかなあ。
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