私 結婚できないんじゃなくて、しないんです (第3話・2016/4/29) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(公式)
第3話『逆に楽しいデート』の感想。
なお、原案:水野敬也「スパルタ婚活塾」は既読。
みやび(中谷美紀)は石田(鈴木浩介)から結婚を前提とした交際を申し込まれる。それを聞いた十倉(藤木直人)は、本命の桜井(徳井義実)を落とすために、石田を‘仮氏(カリシ)’としてトレーニングに利用しろとみやびに念を押す。みやびは不実な交際をすることに気が引けるが、ひとまず友達として石田と付き合い始める。だが、石田は平凡で要領も悪く、みやびには物足りない。すると十倉が男性とデートをするときの極意を語る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作の退屈さを、十倉のカメラ目線で爆笑ラブコメに
原則として、原作とドラマは比較しない立場でこう言うのもなんだが、原作は単なるドSな著者の上からの男目線の恋愛指南が羅列するだけで退屈なのに、ドラマでは十倉(藤木直人)のカメラ目線での台詞に置き換えると言うアイデアで、見事に嫌味を無くして爆笑ラブコメになってるのが素晴らしいと思う。
同窓会や同級生同士の恋愛あるあるで、溢れてる
アラフォーが毎回同窓会を開くのが不自然だとか、さっさとエベレストにチャレンジした方が物語の展開が速くなるだろうなとか思う。ただ、私にも一言言わせてもらう(十倉調で!)高校の同級生同士で結婚した私が言うのだから間違いない。私たち同級生も結構な割合で会うし、未婚者同士に気を遣うし、要は同窓会あるあるとして、かなり面白いと思う。
美貌や社会的地位は手に入れた恋愛下手なみやびが可愛い
また、お綺麗な女優さんがブスでモテない女を演じる違和感が拭いきれない婚活ドラマが多い中、本作のみやび(中谷美紀)は自分自身の美貌や社会的地位を十分に理解した上で、ボロクソに言われても十倉の門を叩いてしまうと言う部分が、とてもドラマらしくて楽しい。また、アラフォー女性の価値を認めて、年齢に応じだ恋愛指南をする十倉のジェントルな姿勢もいいと思う。
あとがき
一進一退、毎回同じようなことの繰り返しな点や、みやびが本当は何を望んでいるのか不明瞭のままなのも若干気になります。ただ、1つ1つ頷ける十倉のお言葉と、高校時代の実らぬ恋をこじらせているアラフォーの男女を上手く描いていると思います。
また、プリンセス プリンセスの『M』が、こんなに切ないラヴソングに思えたのも久しぶりです。やはり名曲は心に響きます。いきものがかりの主題歌もノリノリで本作らしいと思います。次回にも大いに期待します。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
原案:水野敬也「スパルタ婚活塾」(文響社)
金曜ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』主題歌 「Sweet! Sweet! Music!」いきものがかり
超いきものばかり~てんねん記念メンバーズBESTセレクション~(初回生産限定盤)(4CD)
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