ゆとりですがなにか (第2話・2016/4/24) 感想

日テレ系・新日曜ドラマ『ゆとりですがなにか』(公式)
第2話『あんたの正義は一体なんだ?』の感想。
正和(岡田将生)が初めて説教した本社時代の部下・山岸(太賀)が会社を辞めると宣言し、連絡が取れなくなる。折しも、駅で人身事故が発生し、正和は嫌な予感に襲われる。一方、山路(松坂桃李)は、自分たちから大金を巻き上げた客引き・まりぶ(柳楽優弥)が、‘レンタルおじさん’の麻生(吉田鋼太郎)といるのを目撃。正和と共に麻生を呼び出し、まりぶの素性を聞き出す。そんな中、正和は山岸の件で、謹慎処分を言い渡されてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
普通の “ホームドラマ風” になってない?
ドラマとしては、吉田鋼太郎さんだけが意図的にキャラづくりして麻生厳を演じてるだけ。他の俳優陣は自然体に見える演技で、「ゆとりあるある」を好演している。でも、なんかそれだけって作品になってしまったような。まだ、第1話の方が “らしさ” があった。うーん…
いっそ「ゆとり」をすべてカットしちゃったら?
劇中で「ゆとり」が連呼されているが、ゆとり世代の外側からゆとり世代を描いている部分はともかく、ゆとり世代同士が描かれている部分では、単なる個々の問題、所謂 “個性” の問題って感じ。いっそメインタイトル以外から「ゆとり」をすべてカットしちゃった方が、ゆとり世代が際立つような気がする…
あとがき
最近の日本映画にある雰囲気が漂ってますね、これ。2時間くらいできちんとオチでも付いていればそれなりにって作風。連ドラの演出としては、脚本を活かしているとは言えないような。まさか、ここまで単調になるとは思いませんでした。
そして、3人体制の残り2名の演出家も『Dr.倫太郎』や『エンジェル・ハート』等を数話担当した人。これ以上の演出上の変化はあまり期待できそうにありません。従いまして、次回で演出家が変わらなければ、この感想が最後ってことになりそうです。折角のクドカン脚本だから期待したのに…
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【これまでの感想】
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