グッドパートナー 無敵の弁護士 (第1話 初回15分拡大・2016/4/21) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(公式)
第1話/初回15分拡大『諦めない元夫婦の最強コンビ掟破りの勝利の裏技』の感想。
企業の法律業務専門の弁護士・咲坂(竹野内豊)はデザイン事務所社長・夕子(鈴木杏樹)の代理人を務めることに。夕子は大手広告代理店の依頼で作成したが不採用だったデザインを別件に流用。それが発覚して1億円の損害賠償金を請求されていた。咲坂の下に付く新人弁護士の熱海(賀来賢人)が見ても勝ち目はない。だが咲坂は争う姿勢で、サポートすることになった同僚弁護士の佳恵(松雪泰子)は彼の策を聞いて絶句する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
『DOCTORS~最強の名医~』風のリーガル・ドラマ
脚本は、『救命病棟24時シリーズ』『HERO』『ガリレオ』『DOCTORS~最強の名医~』等の福田靖氏。第1話の演出は、『民王』『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』『DOCTORS~最強の名医~』等の本橋圭太氏。
脚本的な脇役たちの動きの中で主人公を上手く魅せるのは『HERO』風だが、演出面から見ると、豪華な脇役を効果的に使いつつ、主人公がバリバリと活躍したり、シビアな現場の話なのに巧みにコミカルさを入れてテンポ感を出すのは、テレ朝の『DOCTORS~最強の名医~』に近いかも。これ、私の好きな作風だ。
捻りの利いた元夫婦の設定が、キッチリ活かされてる
今期のもう1つのリーガル・ドラマ『99.9‐刑事専門弁護士‐』は、『HERO』風の王道スタイルの作風で主人公1人をグッと前に出している。それに対して、本作は主人公が離婚歴のあるシングルファーザーの弁護士・咲坂(竹野内豊)と咲坂を知り尽くす元妻で同僚弁護士・佳恵(松雪泰子)って設定がキュッと捻りが効いてる。
負けず嫌いで真面目で人間味のある熱い敏腕弁護士の咲坂と、夫婦生活は失敗したが仕事上では最強のパートナーである元妻の佳恵の会話劇が最高に面白い。ロジカルに法律論を戦わせるシーンと、話が脱線すると「パパ」「ママ」と呼び合う犬も食わない夫婦げんかに切り替わるコミカルな家族ドラマ風もメリハリあって楽しい。
あとがき
主人公と脇役、見方と敵、シリアスとコミカルなど、隅から隅まで視聴者への “見せ方” と “魅せ方” を完璧にわかってるって感じ。15分拡大も、あっと言う間に感じましたし、第1話でここまで個性的な、しかも大量な登場人物たちの設定説明もさり気なく熟して、完成度が高すぎます。
何よりテンポの良さと1話完結の爽快感、群像劇だからこその会話劇の台詞のやり取りの面白さ、そしてゲストも含めた登場人物たちの生き生きとした台詞と演技も実に良い感じ。早くも新たな魅力的な二枚目半キャラを創り出して来た竹野内豊さんの芝居にも注目です。継続視聴、確定です。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
テレビ朝日ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」主題歌「Plus One」平井堅(初回生産限定盤)(DVD付)
テレビ朝日ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」主題歌「Plus One」平井堅(通常盤)
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8354/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/436983775.html でも受付けております。
- 関連記事
-
- ドクターカー (第2話・2016/4/21) 感想 (2016/04/22)
- 早子先生、結婚するって本当ですか? (第1話 初回15分拡大・2016/4/21) 感想 (2016/04/22)
- グッドパートナー 無敵の弁護士 (第1話 初回15分拡大・2016/4/21) 感想 (2016/04/22)
- 警視庁・捜査一課長~ヒラから成り上がった最強の刑事! (第2話・2016/4/21) 感想 (2016/04/22)
- とと姉ちゃん (第16回・4/21) 感想 (2016/04/21)