重版出来! (第2話・2016/4/19) 感想

TBS系・火曜ドラマ『重版出来!』(公式)
第2話『これが僕の仕事だ!幽霊社員の本気の営業!』の感想。
なお、原作:松田奈緒子「重版出来!」は未読。
「週刊バイブス」担当の営業部員・小泉(坂口健太郎)は情報誌編集部志望。そのため、営業への意気込みが薄く、編集部との連携もうまく取れない。そんなある日、コミック営業部長・岡(生瀬勝久)がバイブス連載中の「タンポポ鉄道」の単行本の売れ方に着目。地味ながら伸びているとして、翌月の新刊発売に合わせて「仕掛ける」と宣言する。編集部から応援に駆け付けた心(黒木華)は、小泉に付いて書店への営業を開始する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
こう言うのが、日曜劇場でも良いかも…
困った時のサスペンス頼みの某局の裏番組とは違って、こちらはテレビドラマの中らしいフィクションの超前向きでネアカな漫画出版業界を丁寧にコメディタッチで上手く描いてる。こう言うのが、日曜劇場でも良いかもって気もする。
今期一番のいい感じな主人公・黒沢心
若干トントン拍子なのは認めるが、やはり心(黒木華)の人物設定が私の好感度チェックにビンビン反応するほどお気に入りキャラだから、多少の心推しな展開は気にならない。むしろ、心の柔道女子を活かしたちょっとしたエピソードや、スポ根漫画の主人公的な設定も悪く無い。今期一番のいい感じな主人公だ。
心と小泉を対照的に描いたストーリーも良く出来てる
そして、今回の営業部員・小泉(坂口健太郎)の物語。ネアカで前向きな心との対照的な描き方も絶妙だし、心らしさもしっかり描写。それも、出版部の話でなく、営業部の話でも主人公をきちんと魅せる。そして、その主人公に影響を受けて小泉も成長。良く出来てる。
黒木華さんの演技に、心地良い軽さが出て来た
あるネット記事では、「黒沢心のような明るいだけの編集者はいない」と書いてあった。確かに、主演の黒木華さんが第1話では若干演技が力み過ぎた感じがあった。しかし、今回は小泉との絡みや、第2話で心の出番が減ったこと、そして黒木さんや演出家の演技への修正もあったかも。いずれにせよ、心地良い軽さが出てきて良かった。
あとがき
日々の小さな努力の積み重ねが大きな結果を生むと言う、ドラマの内容そのものがスポ根漫画風になっている上に、劇中漫画の「タンポポ鉄道」の旅をしながら笑顔を取り戻した主人公と小泉を重ねた、電車中のシーンを多用したストーリーもホント上手いです。
それに、ユニコーンが歌う主題歌「エコー」の歌詞も良いし、劇中で流れるタイミングも絶妙の良さ。多少、群像劇風になりつつあるのは気になりますが、群像劇として観ても、良く出来てるから良いかな。次回も大いに期待します。
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【これまでの感想】
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