僕のヤバイ妻 (第1話 初回9時から2時間スペシャル・2016/4/19) 感想

フジテレビ・関西テレビ系・『僕のヤバイ妻』(公式)
第1話/初回9時から2時間スペシャル『僕が殺そうとした妻が誰かに誘拐された!?不倫夫VS恐ろしくも美しい妻!日常に潜む壮絶心理サスペンス』の感想。
幸平(伊藤英明)は、妻・真理亜(木村佳乃)が手にした親の遺産を元手にカフェを経営。しかし、献身的な真理亜に息苦しさを感じ、店の料理長・杏南(相武紗季)と不倫関係になっていた。ある夜、杏南に毒物を渡された幸平は、真理亜殺害を決意する。ところが、帰宅すると真理亜は誘拐されており、多額の身代金を要求する犯人の脅迫状が残されていた。幸平からの通報で、警視庁捜査一課の刑事・相馬(佐藤隆太)らが捜査に乗り出す。
上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
確かに、映画『ゴーン・ガール』に似てるぞ
脚本は、『ようこそ、わが家へ』『サムライせんせい』等の黒岩勉氏。演出は、『銭の戦争』『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』等の三宅善重氏。
番宣等で何となく気にはなっていたのだが、内容がほぼ2014年劇場公開された映画『ゴーン・ガール』とそっくり。もちろん細部は違うのだが。もし、映画を未見の方は、私の感想記事があるので読んでみて欲しい。もちろん、ネタバレは無いのでご安心を。
映画「ゴーン・ガール」 感想と採点 ※ネタバレなし
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/6446/
「有名俳優の顔見せ」的な不要な登場シーンが多過ぎ
さて、『ゴーン・ガール』がモチーフかどうかは別にして、本作そのもの第1印象だが、第1話だから初期設定説明が多いのは多少は多めに見るとしても、出て来る順番は頻度があまりにも不自然。
あれこれフラグを立てたいのは理解するが、2時間中で金太郎飴の如くに、どこから観た視聴者にも「この人が出演してますよ」的な宣伝要素が見え見え。当然、必要な設定や状況説明はあってしかるべきだが、どう見ても「有名俳優の顔見せ」にしか思えない不要なカットが多過ぎたと思う。
つくり手は、それで謎が散りばめられたと思っているのかもしれないが、正直、そんなのはその度に物語が一時停止してるだけで、結果的に間延び感にしか繋がらない。もしも本当に『ゴーン・ガール』がモチーフなら群像劇では無いから、群像劇風に描いても、“あのオチ” には全く不要だから止めた方が良いと思う。
相馬刑事の出番が多過ぎて、心理サスペンスに見えない
また、気になったのが、警視庁捜査一課の刑事・相馬(佐藤隆太)の出番が、異常と言っても良い位に多かったこと。前期の『ナオミとカナコ』で服部達郎と中国人の林竜輝の2役を好演し、見事にスポ根俳優からイメチェンを果たした佐藤隆太さんを事務所が推したいのか知らないが…
あんなに刑事がズカズカと物語に介入して来ては、ミステリーやサスペンスの雰囲気よりも、刑事ドラマのようにさえ見えてしまう。番宣でも第1話を観ても、妻の殺害を画策した夫が、想定外の妻の誘拐事件に巻き込まれる心理サスペンスなのは間違いない。もっと翻弄される幸平(伊藤英明)を魅せないと意味が無い。
あとがき
期待度が星★2つでしたので、裏切られたって感じはしませんが、もう少し見応えがあるかなとは思ったので、ちょっと拍子抜けしちゃいました。真理亜(木村佳乃)の出番も少ないし、何か大人の事情でもあるんでしょうか。
結果的に2時間の間ずーっと「何かが起こりますよ」と煽り続けただけって感じ。そろそろ、初回2時間スペシャルは止めにしませんかね。先日の某ドラマが放送中断したように、何が起こるか分からないのですから、せめて15分拡大版位にしておいた方が無難だと思いますし、観る方も気が楽ですから。次回に期待します。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
【早期購入特典あり】Mint(CD+DVD)(非売品B2ポスター付) 安室奈美恵
Mint 安室奈美恵
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8342/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/436887771.html でも受付けております。
- 関連記事
-
- とと姉ちゃん (第15回・4/20) 感想 (2016/04/20)
- 重版出来! (第2話・2016/4/19) 感想 (2016/04/20)
- 僕のヤバイ妻 (第1話 初回9時から2時間スペシャル・2016/4/19) 感想 (2016/04/20)
- とと姉ちゃん (第14回・4/19) 感想 (2016/04/19)
- ラヴソング (第2話・2016/4/18) 感想 (2016/04/19)