とと姉ちゃん (第13回・4/18) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』『第13回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
母・君子(木村多江)の突然の告白により祖母の存在を初めて知る常子(高畑充希)。祖母・滝子(大地真央)は東京・深川の製材問屋「青柳商店」の大女将(おかみ)で、とても厳しい人だという。竹蔵(西島秀俊)との結婚に反対された君子は、滝子と絶縁し浜松にやってきたのだった。しかし竹蔵亡き今、自分の稼ぎだけでは三人の娘を育てることが難しくなってしまった。君子は常子たちに、東京に行き滝子の元で暮らすことを提案する
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
やっと物語が動き出した
演出は、第3週も大原拓氏。大原氏のカメラワークを存分に活かした広々とした借家の引越しのシーンが、あんな長尺で必要かどうかの議論は別にして、とにかく本作がプロローグを終えて、やっと本題、物語が動き出したと言って良いと思う。
賑やかなだけで無駄な第2週が勿体なかった
ただ、今回の東京への引越し話も、第1週でとと(=父)・竹蔵(西島秀俊)を中心とした小橋家の人間関係をしっかり描き、きちんとととの葬儀を描いて次章へのけじめをつけておけば、第1週の土曜日に引っ越しを決めれば、1週間の猶予が出来たはず。結局、賑やかなだけで無駄な第2週が勿体ないったらありゃしない。
あとがき
無駄に広い借家の家賃、取って付けたような貝殻の思い出話、かかが娘たちに「祖母」とは言わず「母」、かかと祖母の絶縁の理由、竹蔵が引越しの手伝いに来ないとか、重隅だけの15分。それにしても、スパッと月曜日に祖母・滝子(大地真央)と面会したら良かったのに、ホントに話の進みが遅い…
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