民王スペシャル~新たなる陰謀~ (2016/4/15)

テレ朝系・『民王スペシャル~新たなる陰謀~』(公式)
『人気ドラマ完全新作今度は大臣×園児6組チェンジで日本の危機今夜ラップ総理誕生』の感想。
国民からの信任を得て発足した第二次武藤内閣は、人気・期待度ともに上々。支持を決定的なものにしようと、武藤泰山(遠藤憲一)は外交のためにウズラスキスタン国へ。社会人になった息子の翔(菅田将暉)も農場での新人研修に勤しみ、新たな人生を踏み出していた。そんな中、“脳波ジャック"に襲われ、入れ替わってしまう親子…。しかも今回は、閣僚までもが巻き添えに。なんと大臣たちは幼稚園児と入れ替わってしまったのだ…!
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
冒頭のチープな空飛ぶ政府専用機からいいね
脚本は、連ドラと同じ西荻弓絵氏。監督は、第3,4話担当の本橋圭太氏。チーフ・ディレクターの木村ひさし氏で無いのが残念だが…。
さて、物語は、今回は武藤泰山(遠藤憲一)と息子の翔(菅田将暉)が入れ替わるだけでなく、閣僚までもが幼稚園児と入れ替わるとは、よくぞ楽しい設定を考えたものだ。それに、冒頭(終盤も)のチープな空飛ぶ政府専用機。ああ言う遊びを真面目にやるのが本作のいいところだ。
本作らしい面白さは健在のスペシャル版
序盤から手に汗握る緊張感と馬鹿馬鹿しさと謎解きが良いバランスで共存。特に、公安の豪徳寺義経(大倉孝二)の活躍がいい感じ。連ドラ時代の設定を活かしつつ、新たな登場人物をつくって新展開を構築したのも良いし、本作らしい面白さは健在。
もっともっと “入れ替わり” で魅せて欲しかった
ただ、爆笑の連続だったのは前半がメイン。やはり、本作の醍醐味であり見所なのは、キャラの “入れ替わり” の前後の違いの面白さ。その “入れ替わり” そのものが後半は少なかったのが残念。とは言え、“入れ替わり” が物語のテーマであることは間違いないし、それを貫いたもの良かったと思う。
要は、期待が大きかっただけに、もっと泰山と翔くんの、 遠藤憲一さんと菅田将暉さんの“入れ替わり” を観たかった。そう言うことだ。スペシャルで戻ってきてくれたことには大満足には違いない。
あとがき
何だかんだ言ったのも、本作への愛情があるからなんです。遠藤憲一さんと菅田将暉さん、そして大倉孝さんの好演が光りましたね。そして、散々笑わせておいて、クライマックスで感動を呼び起こしてハッピーエンド。あー、面白かった。 次週の貝原茂平が主役の『民王スピンオフ~恋する総裁選~』も楽しみです。
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【これまでの感想】
民王 (第8話 最終回・9/18) 感想
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