警視庁・捜査一課長~ヒラから成り上がった最強の刑事! (第1話 初回2時間スペシャル・2016/4/14) 感想 ※追記あるかも

テレ朝系・木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長~ヒラから成り上がった最強の刑事!』(公式)
第1話/初回2時間スペシャル『終着駅同時殺人!?捜査範囲は路線全駅!!セレブ妻vs680円のブラウス女、サバ塩焼きのアリバイトリック』の感想。
なお、過去に放送された『土曜ワイド劇場』版の5作は鑑賞済み。
警視庁捜査一課長の大岩(内藤剛志)は、東京で発生する凶悪事件の捜査を全て指揮する。ある日、運河沿いに遺棄された3遺体が見つかる。3人は、指名手配中の強盗犯・伊坂(内野智)とブティックの社長・康代(山口香緒里)、不動産会社社長の綾子(大寶智子)で、接点は不明。大岩は綾子が5年前の未解決殺人事件の被害者の妻だと気付く。やがて、3人をレンタカーで運び遺棄したのは会社員・田代(石橋保)と判明する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
初回2時間スペシャルでは、連ドラ化の意味が無い
脚本は、『おみやさん』シリーズや『ハンチョウ~神南署安積班~」シリーズ3まで等の石原武龍氏。演出は、『三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~』や『最強のふたり~京都府警 特別捜査班~』等の猪原達三氏。
好評につき、『土曜ワイド劇場』から連ドラ化された本作。2時間ドラマ時代から、普通の刑事ドラマとしてはそれなりに面白かったのは私も認めるところだ。ただ、今回が残念なのは、初回2時間スペシャルで放送されたこと。これでは、正直『土曜ワイド劇場』と変わらない。
私が期待したのは、『土曜ワイド劇場』が1時間枠の連ドラになって、どう変わるのかってところ。その肝心の部分が2時間スペシャルでは、全く解からない。おまけに、2時間スペシャルにしたお蔭で肝心の犯人が判る直前で、『報道特別番組 熊本県で震度7』で放送が中断。1時間枠に収めていれば…
連ドラ版も「捜査一課長」である必然性があまりない
『土曜ワイド劇場』時代から気になっていたことが、連ドラ版の2時間スペシャルでも変わっていなかったのも残念。その1つは、物語がとても淡々と進むこと。メリハリもなく粛々と犯人判明のシーンまで進んで行く。まあ、それは “本作の味” として認めていた部分でもあるが、1時間枠ではキツイと思う。
もう1つは、主人公が「捜査一課長」である必然性があまりないと言う点。今回の連ドラ化で一段と、部下を集めて檄を飛ばしたりの「捜査一課長」らしさを醸し出す描写が増えてはいるが、それを外したらどうだろう。「理事官』でも「管理官」でも良いし、係長でもヒラの刑事でも話は成立すると思う。
当然、テレ朝には船越英一郎さん主演の『その男、副署長』があったから極端な話「署長」でもいいのだ。きっと、通常の1時間枠になれば、「捜査一課長」らしさを醸し出す描写の尺は減らさざるを得ないだろうから、そこからがスタッフの本気の見せ所だと思う。それだけに、つくづく初回2時間スペシャルは残念だ。
あとがき
いろんな意味で、初回2時間スペシャルが仇になっちゃいました。連ドラ化に期待しただけにホント残念です。草なぎ剛さん主演の『スペシャリスト』は『土曜ワイド劇場』4作のあとに連ドラ化しましたが、初回は15分拡大版でした。やはり、15分拡大版くらいが丁度良かったように思います。
関東地区の初回2時間スペシャルの再放送は、4月16日(土)午後2時30分~午後4時30分です。その他の地区は、こちらを参照して下さいね。一部の地区では、4月21日(木)午後2時00分からなんて平日の昼間もありますので、録画予約はご注意を。
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