ラヴソング (第1話 / 初回30分拡大・2016/4/11) 感想

フジテレビ系・月9『ラヴソング』(公式)
第1話 / 初回30分拡大『あなたにこの声を届けたい!!たった一つの恋と歌が人生を変えていく!』の感想。
元ミュージシャンの神代(福山雅治)は、現在は音楽業界を離れ、大型車整備販売会社で企業カウンセラーとして働いている。住所不定で女性の家を転々とする生活を送る神代は、ライブハウス経営者・笹(宇崎竜童)に当面の宿を頼んだものの断られて、昔のバンド仲間・夏希(水野美紀)の家に転がり込む。そんなある日、神代の元に、人とコミュニケーションを取ることが苦手な整備部のさくら(藤原さくら)がカウンセリングにやって来る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今期の『月9』は、こんな物語…
脚本は、連ドラ初担当?の倉光泰子氏。演出は、映画『任侠ヘルパー(2012)』『真夏の方程式(2013)』等の西谷弘氏。ミュージシャンを挫折し企業で企業内カウンセラーとして働く男が、吃音症の整備士の女の子の治療を通して、彼女の “歌声” に才能を感じ…と言う物語のようだ。
意外に悪くなかった
新人脚本家の斬新さに期待した本作。第1話を観た限りでは、私には意外に悪くなかったって印象。まあ、音楽がベースになった大人のドラマって新鮮だし、音楽が人を変えていくって信じたいし。それに、私の知り合いにも吃音症患者でずっと悩んでる知り合いがいて、こんな病気もあるんだと知って貰えるのもいいと思う。
脚本も演出も、一部丁寧を通り越してクドいのが残念
さて、内容だが、タイトルが『ラヴソング』の割に、恋バナ一辺倒にはならないような予感がする。恋バナ、音楽、吃音症と何となくいろいろ描く普通のドラマに。ただ、この先どう転ぶかは脚本は当然ながら、演出次第だと思う。
その理由は、脚本は全体的に繰り返しの表現が多いし、演出は全体的にクドいから。似たような場面が度々登場したり、映像的な表現などはコミカルな部分もクドくてホッとできない。脚本も演出も丁寧なのは認めるが、もう少し映像的にさっぱりした部分を入れてメリハリを付けたら、だいぶ印象は変わると思う。
あとがき
宇崎竜童さんや福山雅治さんのギター演奏のシーンなんかいい感じでした。個人的には、このまま恋バナに偏らずに進んで行って欲しいです。
それと、これは本作と直接無関係なことですが、本作の放送までの番宣、あんなに大量に必要でしょうか。確かに、世間の噂ではアミューズのゴリ押しだとか話題になっていますが、それを払拭するのように番宣のゴリ押したら、余計に色眼鏡で観る人も増えるだけだと。
だって、先入観無しに見てみれば、物語も俳優さんも悪く無いですから。次回に期待します。
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