あさが来た (第147回・3/23) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』公式
第25週『誇り高き人生』『第147回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
 本作は 3/5 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日、ベタボメ感想だけではないので、ご理解を。


あさ(波瑠)は、加野屋が営む生命保険会社を他の生命保険会社と合併して大きくすることを実現させる。合併の調印式に現れたのは、古田社長(宮根誠司)と富永社長(松平定知)であった。あさは二人とがっちりと握手をして…。あさと新次郎(玉木宏)が美和(野々すみ花)のレストランで大きくなった会社のことや、変わりゆく大阪の街について話をしていると…。そして、新次郎ははつ(宮崎あおい)の暮らす和歌山を訪ねる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

サプライズ配役で、折角の高評判に傷がつくような…

完全にエピローグモードになっている本作。放送時期を考えれば当然だが。流石に広げた大風呂敷が広すぎて、畳むのにかなり苦労しているのが脚本にも、それを実写化する演出にも見て取れる。

今回のアバンも完全に箇条書き的処理法で、鳥の声と船出風BGMと語りでササッと処理。せめてあの男2人(今日は名前を書く気もしない)をマシな俳優にしたら、名作に箔が付いたのに。ここへきて一気に安っぽいのは残念過ぎる…

ここまで生命保険会社のくだりに拘る必要はあるのか?

今さらだが。半年の内で昨年中盤から2月くらいが一番良かったように思う。一か月ほど前から急に史実に則るようなストーリー展開を無理に入れてきたのが、どうかなと思えてきた。本作はあくまでフィクションなんだから、ここまで生命保険会社のくだりに拘る必要ってあるのかってことだ。

当初からここまで千代(小芝風花)アゲをするつもりなら、もう少し母子を描く尺を確保する意味でも、生保まで行く必要はなかったかも。だって、ここ2週間ほどの主要登場人物と演技派個性派俳優たちの死の連鎖は半端無い。人の死を以って話を前進させるのはあざといと以前にも書いた通りだが、今回はそのことでない。

明るく建設的な本作に “終りや死のフラグ” は勿体ない

炭鉱事業と銀行設立のくだりでヒロインの女傑っぷりも女性実業家のパイオニアであることもかなり十分に描かれてる。そして、本作のここ一か月の物語を見たら、千代登場でこのまま母と娘の話の延長に女子大学設立までは描いて、あとは千代の結婚を祖父や祖母たちと一緒に言わって終了で良いのでないかと思うのだ。

別に、歳をとったからと死ぬ設定にする必要もないし、折角一生懸命に丁寧に大風呂敷を畳んでいるのに、ここへ来て新事業の話を挿入するより、余韻の美しい女傑として生きた女を描いて終わっても良いのでは。なんか全体的に「終り」や「死」のフラグがあちこちに立っているのが、明るく前向きな作品だけに寂しいし勿体ないとは思わないか。

あとがき

白髪混じりのカツラのせいもありますが、生保事業の前向きな物語の展開と、見た目の「死」を意識させるような映像がアンバランスに見えています。ここまで史実に拘らなくても良いかなと思いました。あれこれ事業を成功させたヒロインとその伴侶の物語は、娘の結婚でラストを飾っても悪くないと思います。時既に遅しですが。なんか、勿体ないなと思ったので、今日は敢えて書きました。

[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝

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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
1 2 3 4 5 6
第2週『ふたつの花びら』
7 8 9 10 11 12
第3週『新選組参上!』
13 14 15 16 17 18
第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『九転び十起き』
61 62 63 64 65 66
第12週『大阪一のおとうさま』
67 68 69 70 71 72
第13週『東京物語』
73 74 75 76 77 78
第14週『新春、恋心のゆくえ』
79 80 81 82 83 84
第15,16週は “五代さまウィーク”、その後は “はつが来た” で「あさロスが怖い」視聴者対策をするNHKをどう思う?
第15週『大阪の大恩人』
85 86 87 88 89 90
[備忘録] 自分の「あさが来た」の感想がブレる理由
第16週『道を照らす人』
91 92 93 94 95 96
第17週『最後のご奉公』
97 98 99 100 101 102
第18週『ようこそ!銀行へ』
103 104 105 106 107 108
第19週『みかんの季節』
109 110 111 112 113 114
第20週『今、話したい事』
115 116 117 118 119 120
第21週『夢見る人』
121 122 123 124 125 126
第22週『自慢の娘』
127 128 129 130 131 132
第23週『大番頭のてのひら』
133 134 135 136 137 138
第24週『おばあちゃんの大仕事』
139 140 141 142 143 144
第25週『誇り高き人生』
145 146

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内容あさ(波瑠)の提案で、生命保険会社を他の保険会社と合併し、大きくすることが決まる。 敬称略 。。。本編。。。。アバンで終わってる。。。。

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