ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


2

家族ノカタチ (第10話 最終回・2016/3/20) 感想

家族ノカタチ

TBSテレビ系・日曜劇場『家族ノカタチ』公式
第10話/最終回『オヤジに聞かすプロポーズ』の感想。


お互いが大切な存在だと気付いた大介(香取慎吾)と葉菜子(上野樹里)。相変わらずささいなことで口論になる2人だが、その様子を見詰める陽三(西田敏行)はうれしげだ。さらに、念願だった息子との晩酌も実現させて上機嫌な陽三は、葉菜子の手を離すなと大介を諭す。そんな中でも日々弱っていく陽三の希望をかなえるため、大介は自宅に葉菜子や律子(風吹ジュン)、恵(水野美紀)、佐々木(荒川良々)ら大勢の人たちを迎えて食事会を開く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

一定の “本作らしさ” はあったと思う

最終回も、本作を楽しんでいる方には、大いに異論がおありだと思うが…

普通は、普通のドラマなら、父親の余命を聞かされても何も出来ぬまま看取ることになり、「もっと親孝行をすれば良かった」となるところを、本作の主人公・大介(香取慎吾)は父親に近づこう、父を理解しようとした点については、一定の “本作らしさ” はあったと思うし、エンディングについてもそれなりに納得できた。

大介の喪主の挨拶の内容を、映像で魅せて欲しかった

ただ、それは大介が亡き父の喪主の挨拶で、本来本作が映像で描くべきことをご丁寧に台詞で説明したくれたら、こう言う解釈もあるなあと思ったに過ぎない。やはり、最終回の主人公の台詞の内容を、第1話からバランス良く映像で魅せて欲しかった。

それならきっと脇役の扱い方もスピーチくらいが丁度良いだろうし、大介と葉菜子(上野樹里)の進展しつつある関係も申す押し描いてもよってことになる。しかし、後者はあまり描かれなかった。その物足りなさは、第1~3話くらいの陽三(西田敏行)たちの大騒ぎが長過ぎたことと、陽三の死から最終回が短か過ぎたからだと思う。

結局、いろいろ詰め込んで大風呂敷を広げたが…

最終回は突然、全員が善人になった登場人物たちの食事会が描かれた。私は流石に、これまでのストーリーと馴染まないのでは?と思ったが。結局、いろいろ詰め込んで大風呂敷を広げたが、最後ののお片付けはガサッと上を結んで中身を隠してしまった感じに見えた。題材がオリジナリティーあるものだっただけに、残念。

あとがき

「一人が好き」と言う主人公の割に、スタート当初から大介に関わる人物が多過ぎたのが、詰め込み過ぎによる散漫さになって、ラストが尻切れになってしまった原因だったように思います。絞り込みさえすれば…
ただ、好意的な視聴者にとっては、「続きが観たい」と思わせたのは上手いと思いますが…

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


   

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
家族ノカタチ [Blu-ray]
家族ノカタチ [DVD]
TBS系 日曜劇場「家族ノカタチ」オリジナル・サウンドトラック


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8246/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
   http://dmesen.seesaa.net/article/435369434.html でも受付けております。


【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話

関連記事
スポンサーサイト



コメント

THE 日曜劇場

みっきーさん、こんにちは。

僕からすると、最終回にして突然「日曜劇場らしさだ!」になった感じで、一気に好感度(?)が上がりました。

都合がいいと言えばそれまでですが(^_^;)、とても良くまとまった最終回でした。
(惜しいなと思うのは、香取さん泣くなら、今までと180゜変わるくらいもっとボロボロに泣いても良かったかな、と)

他作品と共通でやはり思うのは、最終回から「逆算」して第1話から創れないものかな?ですね。
予算やスケジュール、視聴率やらで難しいのでしょうが…。

Re: THE 日曜劇場

☆IDEさん
コメントありがとうございます。

やはり、私には合わなかった。
その一言です。

最終回の3回前のラストギリギリで
自身の余命を告げるあざとい脚本はダメでした。

まだ、第1話から告げてくれたら感じ方は違ったと思いますが。
非公開コメント

トラックバック

家族ノカタチ 最終回「オヤジに聞かすプロポーズ」

まさか、陽三(西田敏行)の告別式、喪主・大介(香取慎吾)の挨拶が、事実上、葉菜子(上野樹里)へのプロポーズになると思ってなかったので、びっくりぽん、でした。 でも、最後に盛大なホームペーティが開けてヨカッタですね。 思いがけず、頑なだった、問題の2人といい、親子といい、こじらせ人種達が「心をかよわせることができ」て、いい最終回だったなぁ、と感じました。 ラスト、日曜ホームド...

家族ノカタチ

最終回とまとめ

家族ノカタチ #10 最終回

『オヤジに聞かすプロポーズ』

家族ノカタチ 最終回

大介(香取慎吾)は、末期がんを患った父・陽三(西田敏行)のために何をしてやればいいのかを葉菜子(上野樹里)に相談していました。 2人が導き出した答えは、今までと変わらない普通の生活をみんなで過ごすことでした。 陽三の希望もあり、大介は恵(水野美紀)、浩太(高田彪我)、律子(風吹ジュン)をはじめ、様々な友人や知人を招いて食事会を開きます。 陽三と暮らし始めたことで出会った彼ら...

家族ノカタチ 第10話(最終回)

「オヤジに聞かすプロポーズ」 内容恵(水野美紀)が、看護学校の寮住まいで、引っ越し。浩太(高田彪我)が、1日だけ泊まっても良いことになる。そのため、大介(香取慎吾)は、父・陽三(西田敏行)とふたりっきりに。わずかな時間であったが、心を通わせることに。 ...

「家族ノカタチ」最終回 ☆☆

まさかの葬式でプロポーズw穏やかにその日を迎えた父、陽三。喪主として最後の挨拶で、型どおりの言葉を投げ捨ててぶっちゃけ文句を並べ始めた大介。こんな席でと諌める人もいまし ...

「家族ノカタチ」おひとりさま家族の形に辿り着いた先に陽三の遺言に従った大介は葉菜子と家族ノカタチを歩んでいく事を決意したのだった

「家族ノカタチ」最終話は陽三の末期がんで残された時間をどう過ごすのかを考えさせられていた大介だったが、その中で大介は葉菜子にどうすればよいのか相談していた。そんな中陽 ...

ホンと役者がハマっていれば!

ドラマ「家族ノカタチ」を見ました。 TBSにて 日曜9時からやってました いや〜 なんとも王道なホームドラマ コメディで そこに しっかりと現代的 味付けもあり 視聴率はアレだったみたいですが、日本のドラマらしい 良作な作品だったなぁと 出演者のアンサンブルが素...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: