わたしを離さないで (第10話 最終回・2016/3/18) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『わたしを離さないで』(公式)
第10話/最終回『愛と希望の結末は…生きること、愛することの意味』の感想。
なお、原作:カズオ・イシグロ「わたしを離さないで 」は未読。マーク・ロマネク監督映画「わたしを離さないで(2010)」も未見。
3度目の‘提供通知’が届いた友彦(三浦春馬)は、恭子(綾瀬はるか)に自分の‘介護人’を辞めてほしいと告げる。恭子は必死に説得して介護人を続けるが、友彦は大事なサッカーボールや描きためた絵まで捨て始める。さらに、薬や食事も口にせず、体調を崩してしまう。そんな友彦に対し、何ができるのか分からず途方に暮れる恭子。ある日、街で龍子(伊藤歩)に会った恭子は、彼女に誘われて友彦をサッカー観戦に連れ出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最後まで “雰囲気重視” だったのが残念だった
最終回の感想としては、前回以上に俳優の台詞と何となく意味深に思わせる映像で説明してしまったのが残念。もちろん、俳優も良いし、俳優たちが醸し出す雰囲気も悪くないからこそ、一定数の感動を伝えることはできたとは思うが。
ただ、私が全10話を通して感じたのは消化不良。確かに第1話から最終回まで1つの世界観を踏襲したことは認めるし悪くなかった。ただ、本作がSF、フィクションであることをもっと前面に押し出して描くべきだったと思う。そこを中途半端にしたまま描いたから、むしろ、特殊な世界観に入りづらかった。
あれを見て、現実の話かと思うか?と言う問題で無く、きちんと非現実の物語であることを常に映像表現しないと…。うーん、要はそこを中途半端にして、あれこれ煽ったり想像させることで盛り上げようとするつくり手の作戦が、逆に世界観を理解し難くしたと思う。とにかく、俳優陣が良かっただけに残念。
あとがき
結局、最終回も “雰囲気” でラストまで持って行っちゃいましたね。私は、きちんと映像で訴えて欲しかったです。
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【これまでの感想】
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