フラジャイル (第9話・2016/3/9) 感想

フジテレビ系・『フラジャイル』(公式)
第9話『余命半年の幼なじみ未来を託した夢の新薬それは希望か悪魔か』の感想。
なお、 原作・草水敏、恵三朗「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」は未読。
アミノ製薬が開発した抗がん剤の治験に向けて、間瀬の指揮の下、火箱(松井玲奈)たちは協力医探しに奔走。中熊(北大路欣也)に断られた火箱は、ターゲットを岸(長瀬智也)に絞る。一方、森井(野村周平)が辞めた病理診断科には、臨時の検査技師1人が配属されたものの、仕事量が多すぎて作業は滞り、各科から問い合わせが殺到する。そんな中、宮崎(武井咲)にとって兄のような存在の幼なじみが、背中の痛みを訴えて検査入院する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
すべては、次週の最終回のために…
3人の病理医が、それぞれどの道を歩んで行くのか?そんな第9話。従って、全体的には少々散漫な印象。冒頭の「剖検は医者を採点するもの」と中盤の「治験は薬の評価」と言う岸(長瀬智也)の物語を左右するようなポイントの台詞も、最終回の回収までお預けのようだ。
アミノ製薬のくだりを、推し過ぎなのが残念…
如何せん、アミノ製薬の火箱(松井玲奈)の出番を無理矢理気味に作り過ぎてる上に(製薬会社の現場MRが治験に関わることなんてあるのか知らないが)、部長の間瀬(髙嶋政宏)のキャラが強いから、どうしてもメインの患者の話が弱まってしまっているのが残念。
患者と病理医の関係の部分は、いつも以上に凝ってる
しかし、宮崎(武井咲)にとって兄のような存在の幼なじみの患者・松田幸司(小出恵介)を登場させて、アミノ製薬の治験薬「AM105」と絡めて、最終章とする構成はいつも以上に良く出来てる。退職した森井(野村周平)を薄らと残しているのもいい感じ。最終回、すべてが明瞭になるのを期待したい。
あとがき
と言う訳で、これまでの本作の完成度の高さを考えれば、すべてを次回の最終話に集約して魅せてくれると思います。3人の病理医の未来をどう描いてくれるのか楽しみです。
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【これまでの感想】
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