相棒 season14 (第19話・2016/3/9) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season14』(公式)
第19話『神隠しの山の始末』の感想。
逃亡中だった宝石強盗犯・斗ヶ沢(窪寺昭)の遺体がキャンプ場で発見され、捜査は殺人事件に切り替えられる。また、“神隠しの山”で失踪中の右京(水谷豊)の捜索も続けられていた。そんな中、亘(反町隆史)は、まだ捜索隊が入っていない山中の陶芸工房を訪れる。そこは、遭難した右京が囚われの身となっている場所だったが、応対に出た住人の鉄朗(升毅)と喜久子(山口果林)の夫婦は、刑事など来ていないと亘を追い返す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
2時間スペシャルにしておけば…
予想通りに今回は、ほぼ解説編とオチ。神隠し伝説と隠蔽の構図も、右京(水谷豊)の助役への正義感の押し付けもいつも以上のウザさ健在。ただ、「花の里」でのオチは軽妙で面白かった。白ワイン片手に亘(反町隆史)らしい反応も、右京さんのコミカルな雰囲気も。
こう言うオチが待っているなら、思わせぶりな2週跨ぎをせずに、2時間スペシャルにしておけば、少なくとも後編の引き延ばし感は排除できたのではないだろうか。やはり、視聴者にとって、1週間の間が空くとそうでないのは、精神的に大きく違うから。
電話工事の作業員・翔太を “新相棒”に任命したい
今回の目玉は、電話工事の作業員・翔太(清水優)のキャラクター。コミカルな右京とのやり取り、右京が持ち合わせていないスキルを持っている、視点が右京と違う、従って右京が一目置いている、こんなことを考えると、彼こそ今必要な右京の “相棒” なのではないだろうか。
結局、つくり手たちはどんな右京の “相棒” が相応しいのか、根本のところでは理解しているのだと思う。ただ、レギュラーの右京の “相棒” となると、様々な大人事情が絡まって、妙なキャラクターが出来上がってしまい、更に複数の脚本家が設定をこねくり回してしまう。ホント、電話工事の作業員・翔太、いい相棒になりそう…
あとがき
監禁されている時の、右京さんと電気工事の橘さんのやり取りは、久し振りに『相棒』らしく楽しんじゃいました。ああ言いうのが観たいんですよ。来週は2時間スペシャルで最終回。さて、今期、そして冠城亘はどう退場するのか楽しみです。
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