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連ドラの視聴率から見えたこと その3「高視聴率作品は比較的満足度が低めで、満足度が高い作品は視聴率が芳しくない」 (2016年1月期 / 冬ドラマ編)

連ドラの視聴率から見えたこと その3「高視聴率作品は比較的満足度が低めで、満足度が高い作品は視聴率が芳しくない」 (2016年1月期 / 冬ドラマ編)

この記事は、ドラマの感想とは直接関係ありません。長文ですので、読み物としてお気軽にご一読頂ければ幸いです。

「視聴率=ドラマの質」とは思わないが

前回の記事でも、当blogでは、「視聴率=ドラマの質」なんてことは、微塵も考えていないし、むしろ、私の勝手な基準においての、“低視聴率なのに高品質のドラマ” に愛着を感じて布教に努めている位だ、と書いた。

ついに、どの連ドラも “最終章” を迎えた

そして、前回(2/25)から11日間経過して、先々週末から昨日までの視聴率が揃ろった。私が見たところ、どの連ドラも第8話と言う “最終章の入り口” を迎え、完成度を高めるためのテコ入れや軌道修正を施した(はず)と思う。そこで、また数字を見てみようと思う。

2016年1月期 / 冬ドラマの視聴率(3/7現在)

そこで、まず今期の主な民放連ドラが折り返しを過ぎた現時点での中間視聴率を見てみると、こんな感じになる。因みに、表中の文字色は管理人の勝手な尺度で、大健闘(赤色)地道に健闘(橙色)健闘虚し(青色)を示す。

日時 番組名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 平均
フジ 月21 いつかこの恋を… 11.6 9.6 10 8.9 8.8 10.7 8.9 3/7 - - 9.79%
フジ 火22 お義父さんと呼ばせて 9.6 6.2 5.5 6.5 4.7 6.7 8.3 3/8 - - 6.79%
TBS 火22 ダメな私に恋して… 9.0 9.3 8.2 9.8 8.7 10.1 9.6 10.3 3/8 - 9.38%
テレ朝 水21 相棒14 18.4 17.6 14.8 15.9 14.9 14.6 14.9 12.9 15.0 16.7 14.31%
12.6 13.7 15.3 14.6 12.8 15.4 14.1 13.3 3/9 -
日テレ 水22 ヒガンバナ 11.2 10.6 11.2 10.4 10.0 8.7 8.1 9.6 3/9 - 9.98%
フジ 水22 フラジャイル 9.6 10.0 10.0 9.7 9.5 9.2 9.8 8.8 3/9 - 9.58%
テレ朝 木21 スペシャリスト 17.1 12.5 14.1 11.8 12.1 12.2 11.5 10.9 3/10 - 12.78%
フジ 木22 ナオミとカナコ 7.9 7.7 8.7 7.6 7.4 8.0 6.9 7.3 3/10 - 7.69%
テレ東 金20 警視庁ゼロ係 7.0 8.3 5.4 6.8 5.9 6.9 6.9 / / / 6.74%
TBS 金22 わたしを離さないで 6.2 6.2 7.7 7.4 7.7 6.8 6.7 6.2 3/11 - 6.86%
テレ朝 金23 スミカスミレ 7.8 4.6 6.9 5.8 6.0 3/11 - - - - 6.22%
テレ東 金24 東京センチメンタル 3.5 2.4 1.7 3.9 2.5 3.0 2.6 1.3 3/11 - 2.61%
日テレ 土21 怪盗 山猫 14.3 13.6 11.1 10.0 7.9 12.4 10.1 9.3 3/12 - 11.09%
TBS 日21 家族ノカタチ 9.3 9.0 10.3 9.9 8.6 8.6 8.0 7.6 3/13 - 8.91%
日テレ 日22 火村英生の推理 11.1 9.9 9.5 9.7 8.8 7.5 9.1 8.7 3/13 - 9.29%
参考:Audience Rating TV ~ドラマ視聴率~バラエティ視聴率速報テレビドラマ視聴率一覧 2016年1-3月期 (本店)

“視聴率” と “Yahoo!テレビの星★の数” を調べてみる

当blogが、かなり独断と偏見に満ちた感想ばかりなのは承知だ。そこで、一般の声と言って良いのか些か疑問はあるが、日本を代表する連ドラ視聴者の声として、Yahoo!テレビ.Gガイドの「2016年1月期スタートの冬の新ドラマ情報カレンダー」の各作品の星★の数の平均点と視聴率を比べてみようと思う。

日時 番組名 平均 Yahoo!
フジ 月21 いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 9.79% 3.65点
フジ 火22 お義父さんと呼ばせて 6.79% 4.37点
TBS 火22 ダメな私に恋してください 9.38% 4.00点
テレ朝 水21 相棒Season14 14.31% 3.16点
日テレ 水22 ヒガンバナ 9.98% 2.35点
フジ 水22 フラジャイル 9.58% 3.84点
テレ朝 木21 スペシャリスト 12.78% 4.34点
フジ 木22 ナオミとカナコ 7.69% 4.50点
テレ東 金20 警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ 6.74% 4.51点
TBS 金22 わたしを離さないで 6.86 3.75点
テレ朝 金23 スミカスミレ 6.22% 4.47点
テレ東 金24 東京センチメンタル 2.61% 4.62点
日テレ 土21 怪盗 山猫 11.09% 3.77点
TBS 日21 家族ノカタチ 8.91% 4.27点
日テレ 日22 臨床犯罪学者 火村英生の推理 9.29% 2.79点
参考:Yahoo!テレビ.Gガイドの「2016年1月期スタートの冬の新ドラマ情報カレンダー」の数値は、2016年3月7日 16:50現在のもの。

“視聴率” と “星★の数” のベスト&ワースト5を調査

ここで視聴率と Yahoo!テレビの視聴者の星の数のベストとワーストの5位を書き出してみると…

【視聴率ベスト5】
第1位『相棒Season14』 14.31%
 第2位『スペシャリスト』 12.78%
第3位『怪盗 山猫』 11.09%
第4位『ヒガンバナ』 9.98%
第5位『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』 9.79%

【Yahoo!テレビの視聴者の星の数ワースト5】
第1位『ヒガンバナ』 2.35点
 第2位『臨床犯罪学者 火村英生の推理』 2.79点
第3位『相棒Season14』 3.16点
第4位『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』 3.65点
第5位『怪盗 山猫』 3.75点

 ※ の印が両方にランキングされている作品

【視聴率ワースト5】
第1位『東京センチメンタル』 2.61%
第2位『スミカスミレ』6.22%
第3位『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~』 6.74%
第4位『お義父さんと呼ばせて』 6.79%
 第5位『わたしを離さないで』 6.86%

【Yahoo!テレビの視聴者の星の数ベスト5】
第1位『東京センチメンタル』 4.62点
第2位『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~』 4.51点
 第3位『ナオミとカナコ』 4.50点
第4位『スミカスミレ』 4.47点
第5位『お義父さんと呼ばせて』 4.37点

 ※ の印が両方にランキングされている作品

“視聴率” と “満足度” の意外な関係

ここで興味深いのは視聴率と、Yahoo!テレビの視聴者の星の数の関係。

どこが興味深いかと言うと、
 【視聴率ベスト5】と【Yahoo!テレビの視聴者の星の数ワースト5】
 【Yahoo!テレビの視聴者の星の数ベスト5】と【視聴率ワースト5】
に、それぞれ 5作品中で 4作品に同じ作品がランキングされていること。

言い換えると、
  「多くの人が観ている作品は、比較的満足度が低めで、
   視聴者の満足度が高い作品は、あまり多くの人に観られていない」
とは、言い過ぎだろうか。もちろん、深夜番組やドラマが同時間帯に放送されている場合は、録画視聴の可能性が高くなり、視聴率に影響し難いと言うのはあると思うが。

なぜ “満足度” が低いのに、“視聴率” が高いのか?

ここからは想像の域を出ないが、高視聴率の作品は、内容そのものにはあまり面白味を感じていないが、好きな俳優さんが出演しているからとか、原作が好きだからと言う理由で観続けている人が多いのかもしれない。逆に、視聴率の低い作品は好みが分かれる作風だから、視聴者が固定化するのかもしれない。

それにしても、満足度が低いのに視聴率が高いドラマって、それだけ出演者が数字(視聴率)を持っているってことなのだろうか。もちろん、それだけ俳優さんやタレントさんがファンに支持されるのは凄いことだとは思う。

しかし、逆に、内容は二の次になっても、そこそこの営業的な成功はおさめてしまうことになり、朝ドラを含めてまだまだ視聴率至上主義的なドラマづくりの現場には良いことには思えない…

あとがき

Yahoo!テレビの星の数を視聴者の満足度とするのは、些か強引だったでしょうか。でも、視聴率だって現在の複雑化した視聴者の視聴状況をどこまで正確に示しているかは分かりませんから、両方とも1つの指針としては使えると思い、比べてみました。また、視聴率から何か見えてきたら、記事にしたいと思います。

因みに、今期の私が楽しんで観ている作品のベスト5は順不同で、
『フラジャイル』
『スペシャリスト』
『ナオミとカナコ』
『怪盗 山猫』
の4作品に、次点が 『ダメな私に恋してください』
『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ ※放送終了』
『スミカスミレ』
『東京センチメンタル』
と言ったところです。皆さんは、どのドラマを楽しんでますか?

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【当blog内の関連記事】
連ドラの視聴率から見えたこと「視聴者の多くは、ちゃんとドラマの中身を観てる」 (2016年1月期 / 冬ドラマ編)
連ドラの視聴率から見えたこと その2「地道に健闘している作品が、私の好みに合ってる」 (2016年1月期 / 冬ドラマ編)
[集計と考察] 読者の皆さんにお聞きしたい「連ドラの視聴を途中で止める条件は?」投票受付終了

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コメント

数字という魔物

みっきーさん、こちらにもおはようございますです。

30年以上前、山田太一さんの『早春スケッチブック』という連ドラがありました。
残念ながら僕は観ていなかったのですが、放送のかなり後に原作シナリオ本を読みました。
その当時「昔こんなにも凄いテレビの連ドラがあったんだ!!」と震えた記憶があります。
衝撃的すぎて、そして自分の「脳内」で完成度の高い(理想の)映像化が勝手にされてしまい、ビデオ化されたものはある意味怖くて結局観ていないままです…。

この作品は視聴率はそう良くなかったらしいですが、観た方の「満足度」は異様に高かったと、確かシナリオ本の「あとがき」か「解説」に書いてあったと記憶しています。
(視聴率と満足度を高いレベルで両立していた筆頭は、倉本聰さんの『北の国から』スペシャル版シリーズだったのではないかと思っています。最初の連ドラ版は、視聴率的には苦戦していたと何かで読んだ記憶が…)

この頃から「視聴率」はあまり気にしない、当てにしない自分になった様な気がします。
当然資本主義社会な国「上(?)スポンサー、芸博末ア所、TV局、広告代理店?は視聴率を気にするでしょうが、悪い意味で気にし過ぎるがために「作品の質」や「良いキャスティング」が「後回し」にされ過ぎている、と個人的に憤慨している自分です。
(たぶん派手な宣伝をしてる邦画の多くも同じ感じかと)

違う角度としては、高視聴率が欲しいなら、根本的に制作体制を真っ先に変えるべき、と思っています。

(余談)たまに視聴率の「数字」って、誰かが意図的に「操作」してるんじゃないかとまで思ったりします…。
  • 2016-03-08│07:58 |
  • IDE URL│
  • [edit]
Re: 数字という魔物
☆IDEさん
コメントありがとうございます。

大企業が動くのですから、何か指針になるような「数字」が必要なんでしょうね。
それがないと、社内的に「成功」、対外的に他局に「勝利」したかどうか見え難いですから。
問題は、その「成功」「勝利」が作品の質とどこまで関係があるかってことだと思います。

> (余談)たまに視聴率の「数字」って、誰かが意図的に「操作」してるんじゃないかとまで思ったりします…。

これは、無いと思っています。
誰かがやるとしたら、他の誰かもやれるわけで、
そんな数字に意味が無くなってしまいますから。
  • 2016-03-08│09:42 |
  • みっきー(管理人) URL│
  • [edit]

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