家族ノカタチ (第8話・2016/3/6) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『家族ノカタチ』(公式)
第8話『オヤジが死ぬ理由』の感想。
恵(水野美紀)が見つかり、大介(香取慎吾)は陽三(西田敏行)と浩太(高田彪我)が出ていく日を待ちわびていた。大介の会社では、佐々木(荒川良々)らの発案で送別会が企画される。一方の葉菜子(上野樹里)は「そろそろ実家に帰る」と言う律子(風吹ジュン)に、和弥(田中圭)と別れた本当の理由を打ち明けられないでいた。そんな中、大介の気持ちが分からずに悩む莉奈(水原希子)は、葉菜子の助言を受け、自分の思いを正直に伝えようと決める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
本作には、強引に煽ったり無理な客寄せは似合わない
本作を楽しんでいる方には、異論がおありだと思うが…
第8話の物語としては、残りの3話で、これまで広げ過ぎたお店を店じまいする過程を描いているだけで、47分で送別会が始まっても先週本編であれだけ見せていた陽三(西田敏行)の咳1つなし、予告編や今回のサブタイトルが描かれる気配も無し。
こんなにも大々的に引っ張るなら、予告編で強引に煽る必要もないし、サブタイトルで思わせぶりにさせる分だけ、悪趣味にさせ見えてしまう。本作の人間の内面を丁寧に描写しつつ…と言う作風からしたら、強引に煽ったり無理な客寄せこそ似合わないと思う。例え、視聴率アップを狙いたいとしても…
流石に引っ張り過ぎ…
確かに、話を広げ過ぎたから店じまいにも時間がかかるのは理解するが、閉店していく様を見て楽しいと思える程に悪趣味でも無いし、正直、どの辺をどう楽しんだのかも分からない。
それが本作らしさだと言われればそれまでだが、莉奈(水原希子)への返事の件も、葉菜子(上野樹里)の病気の件にしても、大介(香取慎吾)がいて彼のモノローグで補強するれば、簡単にエピソードを畳むことが出来るはず。恵(水野美紀)の看護学校合格も2週跨ぎにする必然性も感じないし。
結局、サブタイトルに辿り着いたのは50分過ぎ。流石に引っ張り過ぎ…
あとがき
数年前に父を突然亡くしました。父も私も何の準備も出来ず、死を迎えました。そのために、未だに父とのことはいろいろ咀嚼が不十分です。次回の予告編を見ながら、こんなことを考えてしまいました。
色々なことを考えさせられるドラマであることは、間違いありません。だから、次回に期待します。
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【これまでの感想】
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