ナオミとカナコ (第8話 15分拡大・2016/3/3) 感想

ナオミとカナコ

フジテレビ系・『ナオミとカナコ』公式
第8話 / 15分拡大『私がバカだった…あなたとの共犯関係はもう終わりよ』の感想。
なお、原作:奥田英朗「ナオミとカナコ」は既読(読書感想の記事)。


林(佐藤隆太)が日本に舞い戻ってしまった。その林を見掛け、達郎(佐藤=2役)だと思った陽子(吉田羊)は、直美(広末涼子)と達郎の関係を誤解して、直美に達郎の行方を問いただす。朱美(高畑淳子)に窮地を救われたものの、林が日本にいると知り混乱する直美は彼に帰国を迫り、もし帰らないなら非常手段に出る覚悟を加奈子(内田有紀)に話す。ところが加奈子は、朱美の力を借りて居場所を捜す直美には何も言い出せず、林をかくまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

陽子と林に攻め込まれ、朱美しか頼れない直美と可奈子

陽子(吉田羊)の勘違いなのに妙に的を射た真実追求の追っ手。林(佐藤隆太)の自分のことしか考えない言動。これらによって、完全犯罪だけでなく、親友関係にまで綻びが出始めつつ、更に窮地に追い込まれながらも、朱美(高畑淳子)に助けを求めるしかない直美(広末涼子)と加奈子(内田有紀)。

「女が女同士の友情よりも恋愛を優先する」と言う俗説

特に上に書いたように、2人の友情が綻び始めたように、2人の “走り出したら止まらない、女2人の短絡的で刹那的だけど勇気ある自己実現の旅” の行き先が微妙に変化してきているように描かれているのが、面白い。「女が女同士の友情よりも恋愛を優先する」と言う俗説を上手くドラマに引き込んだ感じだ。

原作小説のドラマ化の「負」の要素が出てしまった

原作と比較する立場で無いが、そこを敢えてネタバレしない範囲で書いてみると。原作は、2,3時間もあれば一気に読み終えられる内容で、2時間ドラマでは足りないが3時間では余る程度の作品。また、「ナオミの章」と「カナコの章」と前後2部構成で、1つの事象を各自の立場から描く構成。

従って、今回は原作小説をドラマ化する際に私が懸念した「負」の部分が多めに出てしまったと言ったところ。具体的には、1話の中で加奈子の方を描き過ぎたこと。15分拡大分を埋めるのに林を使ってしまったこと。これによって、直美が四苦八苦して完全犯罪の綻びを修復する姿の描写が疎かになってしまった。

親友に裏切られた直美が、今後どうなっていくのか

お蔭で、これまでのようなテンポの良さも若干落ちたし、直美と加奈子に共感する楽しさよりも、加奈子への不信感や林への嫌悪感が出てしまった。ただ、ここで女同士の友情にひびが入りそうになったことで、今後の直美と可奈子がどうなるのか、違った面白さが出たのも事実。

まっ、結局、DV夫殺人犯とその共犯者を応援したいと言う部分は、私を含め視聴者の多くが削がれた訳では無いから、むしろ友情が決裂した女同士、特に親友に裏切られた直美が今後どうなっていくのか、それを見届ける楽しさが増えたと言うことで良いと思う。

あとがき

全10話として、今回が「加奈子の章」とすれば、次回は「直美の章」ってことになるのでしょうか。きっと林との抱擁を直美に見られた可奈子は、どん底まで落ち込むのでしょう。そして友情の絆を取り戻すために…。そして、陽子はどこまで知ることになるのか? いやあ、次回も面白くなりそうです。

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