フラジャイル (第7話・2016/2/24) 感想

フジテレビ系・『フラジャイル』(公式)
第7話『迫るタイムリミット明される病理医の過去花嫁の命を救え!!』の感想。
なお、 原作・草水敏、恵三朗「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」は未読。
岸(長瀬智也)は、カンファレンスに宮崎(武井咲)を一人で出席させ、そこで放射線診断科のベテラン医師・高柴に会うよう仕向ける。宮崎は、岸とは対照的に穏便に自分の意見を通す高柴に、尊敬の念を抱く。一方、細木(小雪)は下腹部痛を訴える奈央(ハマカワフミエ)を初期の胃がんと診断。だが、消化器外科で奈央の担当医となった副院長は肝臓に見つかった影を転移だと決めつけ、検査すべきだとする高柴の意見を却下する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
序盤、久し振りに暗雲が立ち込めそうになったが…
序盤、ここ数回完治の様相を見せていた「宮崎(武井咲)の出番を強引に作る病」が残念ながら再発。暫く、この先どうなるかと経過観察したのだが、終わってみれば放射線診断科のベテラン医師・高柴(志賀廣太郎)と言う特効薬が抜群の効果を発揮して、いつもの完成度の高い本作が戻ってきて良かった。
岸が、腐る恩師に目の覚める一撃で蘇らせた
さて、物語は、自分の診断を曲げない、自分の失敗を認めない副院長の岡崎(中丸新将)と、医療機器の進歩により放射線診断科のあり方を再考し続ける退職間近の岸(長瀬智也)の恩師の高柴の一騎打ち。現状に腐っていた高柴に、岸が目の覚める一撃を食らわせ、蘇る高柴。
ベタな話でも “らしさ” を魅せて、完成度が高まった
画像診断と病理の違いを明確に描きながら、いつも以上に岸らしさを魅せ、おまけに宮崎の大きな成長まで描いた。更に出番はピンポイントながら、岸の上司・佐田(津田寛治)と病理医界の重鎮・中熊(北大路欣也)も巧みに組み込んで。岸が宮崎を高柴に預けたオチもお見事。更に完成度が高まった。
あとがき
前回とは一味違った、岸の人間性にも一歩踏み込んだ今回の物語。岸のあのひょうひょうとした感じや時に見せる怖い視線、またチラリと見せる笑みなど、長瀬智也さんでしか表現できない「岸京一郎」に仕上がってると思います。次回にも大いに期待します。
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