お義父さんと呼ばせて (第6話・2016/2/23) 感想

フジテレビ・関西テレビ系・『お義父さんと呼ばせて』(公式)
第6話『嵐呼ぶ小姑登場!恐怖の嫁いびり&家同士の大バトル勃発!』の感想。
保(遠藤憲一)の部屋で、姉の留美子(秋野暢子)と美蘭(蓮佛美沙子)が遭遇。結婚話を初めて聞いた留美子は難色を示し、保は美蘭の父・紀一郎(渡部篤郎)にも一目置かれているとついうそをついてしまう。すると、留美子が美蘭を送りがてらあいさつすると言い出した。しかし、保を敵視する紀一郎と口論になり、「結婚は認めない」と保に宣告する。後日、昭栄(品川徹)は、紀一郎の非礼をわびるという口実で単身、留美子を訪ねる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
前々回あたりから、ドラマの方向性を見失ってる…
前々回あたりから、恋バナから結婚話へシフトしつつ、社会派的なテーマまで持ち込んで、視聴率低下が示すように明らかにドラマの方向性を見失っている本作。肝心の「お義父さんと呼ばせて」欲しい保(遠藤憲一)が “大道寺保反対派” と対決するばかりで、美蘭(蓮佛美沙子)が蚊帳の外状態は相変わらず。
それでも、遠藤憲一さんと渡部篤郎さん、品川徹さんの名演技があるし、ぎりぎり結婚話は描かれていたから、疑問はあっても面白かった。
“大道寺保擁護派” の姉を投入したのは大正解
しかし、今回は保の姉・留美子(秋野暢子)と言う新キャラを投入してきた。保と美蘭の恋バナを描かないなら、さっさと結婚話を描くべき。その意味では、“大道寺保擁護派” の姉を投入したのは正しい判断。やはり、結婚は両家の問題でもあるから、「保 vs 大道寺保反対派」ばかりでは、そもそもおかしい。
それが、姉の登場で(今さらだが)保のキャラクターを掘り下げることも出来たのは良かった。
もっと家族、結婚の話をしっかり描いて欲しい
ただ、まだまだ勿体ないを思えることがある。例えば前回の葉理男(中村倫也)の一件も、そこそ掘り下げて保が解決するのはおかしな話。保がきっかけになって花澤家と解決するのが筋だろうし、保が結婚相手と認める話とは別のはずなのに、何となく一塊に描くから焦点ボケになってしまう。
今回も、紀一郎(渡部篤郎)の仕事を掘り下げ過ぎだし、保が関わり過ぎ。ただ、今回は先にも書いた本作の救世主とも言える保の姉の登場で、ぎりぎり花澤家と大道寺の話に留まったのは良かった。これで、本作がもっと家族、結婚の話にしっかりシフトしていけば、視聴率の巻き返しもあるかも。
あとがき
細かい台詞ややり取りはコント風の楽しさがあって良いと思います。あとは、物語が何を描くのか方向性が定まれば良いのではないでしょうか。何となく最後はまとまるのですが、中盤が迷走しているように見えてしまいます。次回に期待します。
↑ 読者の皆さんにお聞きしたい「連ドラの視聴を途中で止める条件は?」投票受付中!お時間のある時に、ポチッとご協力をお願いします。 (2016/2/29まで)
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
お義父さんと呼ばせて(フジテレビオンデマンド)
お義父さんと呼ばせて ご挨拶せんべい
お義父さんと呼ばせて 太郎ミニタオル
Yell(初回限定盤)(フォトブック付) 超特急
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8146/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/434210665.html でも受付けております。
- 関連記事
-
- 「素敵な選TAXI」4/5(火)放送決定! 2時間超SPで復活! バカリズム脚本×竹野内豊主演 (2016/02/24)
- あさが来た (第123回・2/24) 感想 (2016/02/24)
- お義父さんと呼ばせて (第6話・2016/2/23) 感想 (2016/02/24)
- ダメな私に恋してください (第7話・2016/2/23) 感想 (2016/02/24)
- あさが来た (第122回・2/23) 感想 (2016/02/23)