あさが来た (第122回・2/23) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第21週『夢見る人』『第122回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
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亀助(三宅弘城)が心配してあさの病室に見舞いに来る。加野銀行で働く平十郎(辻本茂雄)たちは、あさ(波瑠)の回復を知ってみんな大喜び。看病している千代(小芝風花)にあさは、感謝を伝え、そして話をしているとけんかが始まってしまう。千代が病室を飛び出すと、啓介(工藤阿須加)という東京から来た青年と出会う。すると…。あさのことを心配したはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)が和歌山からやって来る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
亀助のお陰で、朝ドラらしい本作が戻って来た
アバンタイトルの1カット目が、加野銀行の看板なのは実に良いこと。やはり、本作は病室でなく、銀行を描くべきなのだ。更に、前回からの亀助(三宅弘城)の再登場で、朝ドラらしい明るい『あさが来た』が戻って来た。朝から親を怒鳴りつける娘が登場しないだけで、清々しい朝が迎えられる。
朝から、母子のぶつかり合いばかり見たくない
しかし、主題歌明けに私の清々しい朝はあっと言う間に決壊。今回もまた、母と娘のぎくしゃく物語が始まった。内容自体は悪いとは思わないが、これだけ何週間も続けて、母子のぶつかり合いを見るのも聞くのも満腹状態。
特に、千代(小芝風花)はあさ(波瑠)と登場する度にキンキン声で怒ってばかり。作者がやりたいのは分かるが、朝ドラなのだから、隣の家のゴタゴタを毎日見せられるような不快感だけは何とかして欲しい。予告編通りに今後の千代が、恋バナにシフトしていくのを期待するしかない。
白岡家と眉山家を横配置にし、あさを感じさせる演出
終盤の新次郎(玉木宏)と亀助のやり取りはいい感じ。まるで「チーム加野屋」の再結成って雰囲気で “転” らしさを醸し出した。また、はつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)の来訪も、物語をギクシャクした母子の話から取り戻すのには良いタイミング。
玄関奥の障子の直前で、下手(左側)に白岡家、上手に眉山家をと横並びに配して、両家の違いを見せつつ、そこにいないあさを真ん中にいるように感じさせる横配置。しょんぼりな照明も雰囲気づくりに一役買っていた。
あとがき
作者の千代への思い入れの強さが気になります。今はそれ位。あとは、1日も早くあさが退院して、あさの仕事の話が戻ってくるのを祈るばかりです。と言っても、来週までお預けなのは予告編で承知していますが…
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
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第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
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第6週『妻の決心、夫の決意』
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第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
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第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
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第11週『九転び十起き』
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第12週『大阪一のおとうさま』
67 68 69 70 71 72
第13週『東京物語』
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第14週『新春、恋心のゆくえ』
79 80 81 82 83 84
第15,16週は “五代さまウィーク”、その後は “はつが来た” で「あさロスが怖い」視聴者対策をするNHKをどう思う?
第15週『大阪の大恩人』
85 86 87 88 89 90
[備忘録] 自分の「あさが来た」の感想がブレる理由
第16週『道を照らす人』
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第17週『最後のご奉公』
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第18週『ようこそ!銀行へ』
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第19週『みかんの季節』
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第20週『今、話したい事』
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第21週『夢見る人』
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