スペシャリスト (第6話・2016/2/18) 感想

スペシャリスト

テレビ朝日系・木曜ドラマ『スペシャリスト』公式
第6話『復讐のピアニスト!母子を引き裂く遠隔殺人トリック!!』の感想。
なお、過去の『スペシャリスト1,2,3,4』は鑑賞済み。


殺人現場に世界的ピアニスト・薫(矢田亜希子)が作曲した曲のサイン入り楽譜が置かれていた。勝手に「ドレミファ殺人事件」だと名付けた宅間(草なぎ剛)は、楽譜に隠された暗号を解明。それが薫の親友で、自殺したピアニスト・麗香の死を示していると突き止める。そんな中、被害者が音楽教室の元アルバイト講師・桑原(菊池均也)で薫を教えていたと判明。薫は自分を狙うストーカーが桑原を殺したと宅間らに告白する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

冒頭の2分半で、本作のテンポの良さが分かる

アバンタイトルの1カット目、宅間(草なぎ剛)が1人暗い部屋で立っていてピアノ曲が流れ、そのまま電車の高架下での殺害の犯行シーンと続き、金属のフルートグラスに刺さった楽譜にカメラが寄って行くとストップモーション。今度はズームバックするとそれが事件現場の写真になってる。

もう、この1分間にも満たない冒頭の映像を見ただけで、本作がミステリードラマとして丁寧に作られているのが良く分かる。また、宅間が早速写真の違和感をどんどん指摘して物語をけん引しつつ、今回は音楽に造詣がある刑事・野方(和田正人)が絡むことも提示。ここまで僅か2分半。ホント、テンポが良過ぎるぞ。

個々のキャラが、素晴らしく立ってる

前回が、千波(南果歩)が中心で宅間とのバディものとして完璧だったから感じるのだろうが、今回は上のあらすじにも千波が登場しない程、千波の活躍が少なかったのが残念。ただ、その分千波が総合事犯対応係(仮称)のチームリーダー的な立ち位置になっていたのは悪くない。

いや、むしろ今回は真里亜(夏菜)を宅間のバディにして、唯子(芦名星)と耕平(平岡祐太)は後方支援、千波は総監督みたいに、その回毎にフォーメーションを変えられる位に個々のキャラが立ってるってこと。事件毎にいろいろ組合せが楽しめるのも、本作としては良いことだと思う。どこまで完成度を上げるんだ。

どんなに宅間が活躍しても『宅間の事件簿』にならない

さて、物語は、本作にしては全体的に少々雑。まあ、描くことが多かったと言うのが正直なところだろう。しかし、冒頭の5分で宅間がファンからのぬいぐるみに注視したのを見せて、視聴者に「盗聴器」と勘づかせておいて、あれこれミスリードをしながら、的確に宅間が推理を披露するのは、正に本作の醍醐味。

また、事件解決までの流れも野方を上手に介入させることで、ぎりぎり『宅間善人の事件簿』にならず、チーム捜査を描いたのもお見事。そして、ラストに宅間がいつもの「分かるんですよ」のキメ台詞を引用して「こう見えても人の親だから」と言うのが感動的。SP4部作からのファンサービスとしても嬉しいサプライズだ。

あとがき

とにかく、どんな事件でもちゃーんと「本作らしさ」を魅せるのが素晴らしい。そして、今回はSP版との連携も。これこそ連ドラの面白さだと思います。

それにしても、以前テレビ番組で「犯人逮捕のシーンの撮影まで誰が犯人か分からずに撮影している」とおっしゃっていた草なぎさん。今回、録画を観直して、この屋上のシーンまで気づかなかったんだと思ったら、ちょっと楽しくなりましたし、草なぎさんの真の演技力って計り知れないなと思いました。

連ドラの視聴率から見えたこと「視聴者の多くは、ちゃんとドラマの中身を観てる」 (2016年1月期 / 冬ドラマ編)』にあるように、現時点での連ドラ視聴率第1位も頷ける仕上がりでした。次回も期待します。

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【これまでの感想】
土曜ワイド劇場特別企画「スペシャリスト」 (2013/5/18) 感想
土曜ワイド劇場特別企画「スペシャリスト2」 (2014/3/8) 感想
土曜ワイド劇場特別企画「スペシャリスト3」 (2014/2/28) 感想
土曜ワイド劇場特別企画「スペシャリスト4」 (2015/12/12) 感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

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