怪盗 山猫 (第5話・2016/2/13) 感想

日本テレビ系・土曜ドラマ『怪盗 山猫』(公式)
第5話『偽山猫現る!?仮面裏の衝撃真実』の感想。
なお、原作:神永学「怪盗探偵 山猫」シリーズは未読。
里佳子(大塚寧々)の元婚約者の今井(神尾佑)が殺された。防犯カメラに山猫(亀梨和也)らしき人物が写っていたため、警察は山猫の犯行と断定。数日前に、店に突然現れた今井が何かを伝えようとしていたことに気付いた里佳子は、雑誌の編集長だった今井が2年前にさくら(菜々緒)の亡父・霧島(中丸新将)からある情報を入手していたことを知る。そんな中、店が荒らされ、里佳子が今井から贈られた指輪が消える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
あの饒舌な山猫を封印しちゃった
まさか、こう来るとは思わなかった。全体の 3/4 を「喋れない山猫」で攻めてくるとは。そして、驚きは、あの饒舌でハイテンションの山猫がいなくても、きちんと『山猫』のドラマが成立していること。
これは、本作の世界観がきちんと構築された上で、観ているこちらも合点が行っている証拠。まっ、簡単に言えば、ドラマとして良く出来てるってことだ。
山猫が、喋り出すタイミングも絶妙だ
そして、この奇策とも言えるストーリーでも、ちゃんとラストで山猫が活躍する見せ場が作られていたことが良い。このまま警察の不正が暴かれただけでは面白く無いし、番組早々に山猫が喋り出したら元も子もない。その辺のバランスも良かった。
いろんな意味で、興味深い第5話になった
惜しむらくは、少々人情モノに重心が置かれたこと。いつものスカッとした勧善懲悪が少し薄まってしまった。ただ、シリーズの構成としては、斬新な展開と今後のネタ振りを兼ねて、お見事だったと思う。
そうそう、饒舌でハイテンションでなくても山猫の存在感を感じさせるのは、演じる亀梨和也さんがこれまで演じてきた山猫があってこそってことは間違いない。
あとがき
出演者の人たちも、どんどん乗って来てるのがわかりますね。このまま進んで欲しいです。次回に期待します。
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