あさが来た (第113回・2/12) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第19週『みかんの季節』『第113回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
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加野銀行では、危険な人物を記したえんま紙を用意して注意していた。あさ(波瑠)がその紙を見てみると、気になる人がいて…。一方、和歌山では、はつ(宮崎あおい)の長男、藍之助(森下大地)が大阪の加野銀行で働くために旅立とうとしていた。藍之助を見送るはつは…。新次郎(玉木宏)は紡績会社の社長を辞めたとあっさりあさに伝える。あさが驚いていると、成澤(瀬戸康史)という男があさを訪ねてやってくる…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
軽いノリと演出が、戻って来た
今回は、アバンタイトルから好調の滑り出し。今週は前回まで「はつ物語」だったら封印するしかなかった、この軽いノリと演出が戻って来た。やはり、ホームドラマの部分も大切だが、朝の忙しい時間帯にテンポ良く見せる工夫は大事だ。
テンポの良さの中に、心地良い “間”
主題歌明けも、実に軽妙に進んでいく。ノリが少し吉本新喜劇っぽくて、音楽も相まって、テンポの良さの中に心地良い “間” も生まれ、実にいい感じ。辻本茂雄さんを配役した価値があるってものだ。
やはり、大阪を舞台にした方が良い
そして、私が今週言い続けてきた、「どうにか眉山一家を大阪に連れ出すくだりに出来なかったのか?」件だが、舞台を大阪、白岡家と加野銀行にすると多種多様な登場人物がいるから、1つの出来事もいろんな描き方を選択できる。
今回を観る限り、和歌山と京都は無くても今日の15分間は明らかに成立してる。銀行の業務を描きながら、藍之助と千代の話も描けてる。その上、平十郎(辻本茂雄)に「天下の女性実業家」と台詞で言わせて、ヒロインの変化や存在感を強調。ラストの「運命の出会い」のナレーションも悪くなかった。
あとがき
結局、本作は単なるホームドラマではないのです。あくまでも、実在した女性実業家のパイオニアの生き様の物語。今週忘れかけていたことを思い出させてくれた15分間でした。この4日間無駄にしたような…。土曜日の次週のネタ振りに期待します。
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
13 14 15 16 17 18
第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『九転び十起き』
61 62 63 64 65 66
第12週『大阪一のおとうさま』
67 68 69 70 71 72
第13週『東京物語』
73 74 75 76 77 78
第14週『新春、恋心のゆくえ』
79 80 81 82 83 84
第15,16週は “五代さまウィーク”、その後は “はつが来た” で「あさロスが怖い」視聴者対策をするNHKをどう思う?
第15週『大阪の大恩人』
85 86 87 88 89 90
[備忘録] 自分の「あさが来た」の感想がブレる理由
第16週『道を照らす人』
91 92 93 94 95 96
第17週『最後のご奉公』
97 98 99 100 101 102
第18週『ようこそ!銀行へ』
103 104 105 106 107 108
第19週『みかんの季節』
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