お義父さんと呼ばせて (第4話・2016/2/9) 感想

フジテレビ・関西テレビ系・『お義父さんと呼ばせて』(公式)
第4話『決戦!恋の刺客』の感想。
バレンタインデーまで1週間。保(遠藤憲一)は胃の再検査を告げられ、もう若くないと実感。一方、美蘭(蓮佛美沙子)を取り戻すためには、手段を選ばないと決めた紀一郎(渡部篤郎)は、砂清水(山崎育三郎)を‘刺客’として送り込む。美蘭は保の会社の専務の発注で完成させたシステムが、白紙に戻ったことに憤りを隠せない。そして、味方してくれるどころか冷静な保を「年を取ると守りに入る」と非難。2人の関係は悪化して…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「父の悪戦苦闘」と「上司と部下」の2本立て?
どうも終盤以外の各エピソードがチグハグに感じてしまった。具体的に言うなら、大きく分けて以下の2本立てって感じ。
「古臭い営業スタイルの51歳の男から、20歳の娘を取り戻したい、51歳の父の悪戦苦闘の物語」
と
「51歳のベテラン男性営業マンが、新人女性SEに仕事への向き合い方を教える、上司と部下のような物語」
やっと保と美蘭の恋愛模様を描いただけ…
ただ、終盤を見れば分かるが、紀一郎(渡部篤郎)も描かれてはいるが、基本的には、これまで殆ど描かずに来た保(遠藤憲一)と美蘭(蓮佛美沙子)の関係をやっと描いただけ。もちろん、これまで保と美蘭がどう相思相愛なのか見えなかったから、折り返し前の第4話で描いたのは良いことだと思う。
ただ、これがラブコメかと自問自答すると疑問符しか浮かばない。正直、20歳のドジで世間知らずの女性社員が、51歳の男性上司の仕事への情熱や超真面目な人間性に触れ、尊敬から恋愛、結婚へゴールインするまでのラブコメで良いのでは?と思ってしまったくらい。
保と結婚したい美蘭を、もっと描けば良いのに…
やはり、終盤のような2人が恋人同士であることを魅せる描写が足りないと思う。その原因の1つが、保と美蘭と紀一郎の3つの職場が描かれることではないだろうか。とにかく、仕事のシーンは出来るだけ削除して、父親と同い年の彼氏とどうしても結婚したい美蘭をもっと描いた方が良いと思う。
だって、その美蘭の気持ちに応えようと不器用ながら奮闘する保と、娘の幸せと自分のプライドで葛藤する紀一郎は、遠藤憲一さんと渡部篤郎さんが抜群の演技と存在感でもう魅せてくれてる訳だから。面白く無い訳では無いが、なんか中途半端さが漂うのが残念。
次回から、新展開が増えそうだから、それをきっかけに好転したら良いと思う。
あとがき
今回は、ラブコメだなあと思ったのは数か所だけでした。もちろん、俳優さんの演技で笑わせて貰った部分はたくさんありますが、物語として今回をラブコメと言うのはちょっと違うような気がしました。配役も設定も良いと思うんですが、不完全燃焼なんです。もったいない…
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