ダメな私に恋してください (第5話・2016/2/9) 感想

フジテレビ系・火曜ドラマ『ダメな私に恋してください』(公式)
第5話『彼の本気キス!試合開始?』の感想。
なお、原作:中原アヤ「ダメな私に恋してください」は未読。
ミチコ(深田恭子)は最上(三浦翔平)と結婚を前提に交際を始めるが、まともな恋愛経験がないため空回りの連続。一方の最上も、黒沢(ディーン・フジオカ)とミチコの関係が気になる。デート後、ミチコは疲れ切って「ひまわり」に帰宅し、黒沢に温かいココアを作ってもらう。その席で、春子(ミムラ)と黒沢の死んだ兄・一(竹財輝之助)について尋ねる。そんなある日、ミチコは偶然春子と出会い、黒沢の意外な一面を教えてもらう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
視聴者が、ミチコへ簡単に感情移入できるラブコメに…
前回の感想のあとがきで、「出演者のファンが楽しむドラマなんでしょうか」と書いた。しかし、今回を観て少し印象が変わった。
本作は、絶妙な配役によって演者と演じる役がピッタリと重なり、更に演者と役の好感度の良さの相乗効果で、特に視聴者がミチコ(深田恭子)に簡単に感情移入できるように、計算されたドラマなんだと。
春子の登場で、三角関係は歪になったが…
だから、ミチコと最上(三浦翔平)と黒沢(ディーン・フジオカ)の三角関係(正確には、3人の関係かな?)を客観的に楽しんだり、自分をミチコに置き換えて妄想して喜んだりと、幅広い女性たちがいろいろな立場や方法で楽しめるような仕掛けが随所に施されている。
例えば、今回で言うなら、明らかに必要以上に黒沢をミチコに絡めたシーンを増やしてる。黒沢とミチコのやり取りが面白いから、それはそれで良いと思うが、敢えて「必要以上に」と書いたのには、春子(ミムラ)と黒沢のくだりが挿入されたことで、三角関係が歪(いびつ)な形になってしまったから。
“両手に花” のミチコが、ラブコメの主人公らしい
それでも、ミチコを頂点とした三角(3人の)関係は、回を増す毎にしっかりと見えるし、ミチコが最上と黒沢を “両手に花” 状態にしているのは、ラブコメらしくて悪くない。
あとがき
ドラマも中盤に差し掛かり、ミチコの恋の行方が気になるような展開に進んでいるのは間違いありません。このままミチコのダメ女っぷりが減っていき、胸キュン要素が増えれば、女性ファンも増えるはず。予想外のヒット作に躍り出るかも?
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