あさが来た (第106回・2/4) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』公式
第18週『ようこそ!銀行へ』『第106回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
※ベタボメ感想だけを読みたい人は、ブラウザバック(=ブラウザ上で前のページへと戻る)をするのが良いと思います。


家出をしていた長男の藍之助(森下大地)が大阪の加野銀行で働いていることを知ったはつ(宮崎あおい)は…。一方、あさは学問を学んだ女性の生き方を考えていると、加野銀行で女性を採用することを思いつく。それを聞いた、新次郎(玉木宏)と榮三郎(桐山照史)と平三郎(辻本茂雄)は、反対するが、あさは強く訴え、ついに女性行員の募集をはじめる。そしてある日、姉のはつが大阪にやって来る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

ヒロインが登場しないアバンは、何かが起こる予感…

今回のアバンタイトルは、ヒロインが登場しないパターン。その分、はつ(宮崎あおい)ら眉山家の面々を丁寧に描写。でも、眉山家の悩みは、あさ(波瑠)から届いた1通の手紙。うーん、こんな変化球的なアバンは久し振り。今回は何か起こりそうな予感が漂うアバンだ。

残り3日でどう描くか?

前回の感想にも書いた通り、今週の予告編では、あさが女性社員を募集したり、はつと惣兵衛(柄本佑)も加野屋にやって来ますし、原作には両替商で加野屋の商売敵だった万屋役で萬谷(ラサール石井)も登場するはず。そんなことを念頭に置きながら観ていると…

意外とあっさり、女子行員募集が決まった

まずは、主題歌明けで工藤徳右衛門(曾我廼家八十吉)の娘の進路と美和(野々すみ花)のレストラン「晴花亭」での女給仕の話を絡めて、加野銀行の女性社員の募集の話へ。それも、一度あさの意見は反発を食らうが、9分であっさりと解決。新次郎(玉木宏)らしい理由で、コミカルに納めてしまった。

合格発表までも、かなりテンポ良く

基礎学科試験や接客実地試験、最終面接と、ヴァイオリンが軽妙なBGMで、良く言えばかなりテンポ良く、悪く言えば箇条書きで紹介しただけ。ナレーションでは「注意深く見極め」と言っていたが、それとは程遠い描写と編集。こうなるのを懸念していたのだが…

女子行員見習い4人とあさの座敷の夕景シーン

ただ、11分過ぎの4人の女子行員見習いとあさの座敷の夕景シーンは良かった。

夕日が座敷奥まで強めに差し込むことで、1日の時間経過の長さがきちんと見えるし、あさの座る位置もいつもより(中庭から)少し奥にすることで、夕日があさの下手(向かって左側)に強く当たり、上手(右側)に長くて濃い影が出来、あさの社長としての風格や人生観を表現した。

一度、ドリー撮影であさの長い影を見せたら、あとは、あさのミディアムショットと4人のバストショットの切り返しで、ファーストペンギンたちの顔見せ。BGMもオーケストラアレンジの荘厳な曲で力強い船出のイメージ。このシーンがあって、前段の試験や面接のシーンが活きたと思う。

4人選出まで、かなりドラマチックな仕上がり

場面は変わってもBGMはそのままで、朝の訓練シーン、そして、藍之助(森下大地)の出勤シーンまででぴったりとアウト。結局は、面接から夕景の座敷の前までが船出の準備、座敷から藍之助登場までが船出って感じの、かなりドラマチックな仕上がりと言えると思う。

終盤は、女子行員見習いに嫉妬し、まだお母さんにかまって欲しいお子ちゃま千代(小芝風花)の場面。そして、最後の最後は、はつが大阪にやってきたところまで描いて終了。ここまで一気に15分間で描いたのは、まさにびっくりぽん!だ。

あとがき

私は昨日までの3日間の丁寧過ぎるネタ振りの割に、女子行員募集から合格まで1日でやり終えてしまったかって感じです。

あさの女性の職業に対する考え方や、娘だけでなく教育全般の考え方は、これからのあさを描く上で、後半の重要な部分のはず。ですから、個人的には、女子行員の件と、千代の教育と進路、はたまた藍之助のことも、もっと丁寧に来週まで使って描いても良いと思うんです。

そして、その3つの事柄を上手に重ねて描いてはフィードバックさせることで、日本女子大学校設立を始めとする女子教育への情熱や、大同生命創業に参画するなどの女傑っぷりに繋がっていくのだと思います。ただ、ダラダラ描けば良いと言うものでもないのも事実。

とにかく、今日は序盤での新次郎が「銀行の表におなごはんが出て、良からぬ客に御居処(おいど)でも触られたら…」と下衆な輩の話をするのが妙に現実的で面白かったし、テキパキと男勝りのあさ、嫉妬する千代と、いろいろ盛り込んでびっくりぽん!でした。

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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
1 2 3 4 5 6
第2週『ふたつの花びら』
7 8 9 10 11 12
第3週『新選組参上!』
13 14 15 16 17 18
第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『九転び十起き』
61 62 63 64 65 66
第12週『大阪一のおとうさま』
67 68 69 70 71 72
第13週『東京物語』
73 74 75 76 77 78
第14週『新春、恋心のゆくえ』
79 80 81 82 83 84
第15,16週は “五代さまウィーク”、その後は “はつが来た” で「あさロスが怖い」視聴者対策をするNHKをどう思う?
第15週『大阪の大恩人』
85 86 87 88 89 90
[備忘録] 自分の「あさが来た」の感想がブレる理由
第16週『道を照らす人』
91 92 93 94 95 96
第17週『最後のご奉公』
97 98 99 100 101 102
第18週『ようこそ!銀行へ』
103 104 105

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