相棒 season14 (第14話・2016/2/3) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season14』(公式)
第14話『スポットライト』の感想。
ラン栽培を手掛ける会社の社長の他殺体が鉄道の高架下の駐車場で見つかる。現場近くの橋脚に描かれた不可解な絵を見た右京(水谷豊)は、ある劇場に向かう。劇場には、例の橋脚の前でいつもネタ合わせをしている売れないお笑いコンビ「でんすけ」が出演しているはずだった。だが、コンビの片方・コースケ(駒木根隆介)が出番をすっぽかして行方不明だと分かる。右京と亘(反町隆史)は、コースケの相方・伝(渋谷謙人)から話を聞く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
『相棒』初担当の脚本家と演出家の仕上がりは…
脚本は『こちら本池上署』『花燃ゆ』など執筆し、『相棒』初担当の宮村優子氏。演出は『アナザーフェイス』『石の繭』など演出し、『相棒』初担当の内片輝氏。脚本と演出が本作初担当同士で結果がどうなるかは、つくる前から分かりそうなものだが…。どうして、どちらかはベテランに担当させなかったのだろう?
「杉下右京の事件簿」+「捻り過ぎで解かり難いだけ」
結論から言うと、最近良い感じになってきたのに、また「杉下右京の事件簿」に戻ちゃったって感じ。その上、いつもの「捻り過ぎて解かり難くなるだけで面白く無いやつ」に漏れずの仕上がり。
目まぐるしく場面転換するだけの脚本と演出
脚本が捻りまくってきたら、演出は絶対に整理整頓しなかければいけない。なのに、登場人物が複雑に絡み合っている上に、時間軸をいじってる構成なのに、映像はただただ目まぐるしく場面転換するだけ。話は勝手に右京(水谷豊)が捜査して推理して解決して終了。これじゃ面白い訳がない。
芸能界ネタは、観ているこちらが気恥ずかしくなる
そして、こう言う芸能界ネタって言うのか、女優さんが女優を演じるとか、今回なら俳優が芸人を演じるとか、演技が上手いとかの問題以前に、観ているこちらが気恥ずかしくなってきて、どうしても中身に集中できない。出来れば、配役に細心の注意を払ってオファーして欲しい。今回のお笑いコンビ「でんすけ」を演じた2人がどうこうと言う問題で無く…
あとがき
前回なんて称賛に値するほど、最近の『相棒』では良い仕上がりだっただけに。今回の仕上がりは残念を通り越してます。次回のゲストは、浅利陽介さん。最近、連ドラのゲストで良く見ますね。とにかく次回に期待するのみ…
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