フラジャイル (第3話・2016/1/27) 感想

フジテレビ系・『フラジャイル』(公式)
第3話『病名がわからない!?原因不明の病いから、夫婦の絆と命を守れ』の感想。
なお、 原作・草水敏、恵三朗「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」は未読
岸(長瀬智也)は消化器内科のカンファレンスで異論を唱えるが、それに同科のエース・中西が賛同。初めての成り行きに宮崎(武井咲)は驚く。その中西が、ある女性患者の大腸の内視鏡検査を実施することに。ところが、2回の内視鏡検査を終えても、岸はこの段階では診断を確定できないと言って譲らず、別の部位に疾患がある可能性を視野に入れ、全身検索を提案。その提案を渋った中西は、さらに内視鏡検査を行うが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
主人公・岸のくだりは面白い
主人公が病理医だから顕微鏡を覗いて、その結果を担当医に告げる場面以外を作るのは難しいことはそれなりに理解できる。その一環として、岸(長瀬智也)が宮崎(武井咲)の研修医となって宮崎の成長に関わらせると言うのも悪いとは思わない。そして、岸の医師としての考え方を中心にした物語も面白いと思う。
中盤に岸の見せ場を作る等、引き延ばし感を無くせば…
全体の構成が中弛みと引き延ばし感を生んで損をしていると思う。もちろん、主人公だから出ずっぱりにしろなんて無理を言うつもりは無い。でも、今回で言えば、序盤の15分程度と終盤の10分以外での岸は、顕微鏡を覗いてるだけの印象が強過ぎる。正味25~30分とは言い過ぎだろうか。
ただ実際には、岸の代わりに中熊(北大路欣也)が登場しているから、病理医のドラマとしては成立しているとは思う。でも、流石に中盤で主人公の存在感が薄過ぎやしないだろうか。面白い部分が多いだけに、岸の見せ場をもう少し中盤でも作るなりの脚本上の工夫があっても良いと思う。
あとがき
医学的な専門知識は無いのですが、岸たちは少なくとも結核の疑いを模索した段階で、マスクの種類とか患者対応とかもう少し厳重な体制になるんじゃないですかね。まあ、現実とドラマが完全一致する必要はありませんが、病気が結核ですから…。
とにかく、中盤の引き延ばし感さえ無くなったら、もっと面白くなると思うので、原作モノで困難もあるでしょうが、楽しいドラマのために工夫して欲しいです。勿体無いです…
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