あさが来た (第98回・1/26) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』公式
第17週『最後のご奉公』『第98回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
※ベタボメ感想だけを読みたい人は、ブラウザバック(=ブラウザ上で前のページへと戻る)をするのが良いと思います。


あさ(波瑠)とはつ(宮崎あおい)は、家族のことを語り合う。ふたりはこれまでの道のりを思い涙する。すると、あさは、畳の上に寝転がり…。あさの娘、千代(鈴木梨央)は、はつの息子藍之助(森下大地)と遊んでいると、母への不満を話しだす。藍之助は、千代のことをうらやましく思って…。新次郎(玉木宏)は、今度、はつの暮らす和歌山に行くことを約束する。そしてある朝、あさは雁助(山内圭哉)の姿を見て…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

あさが登場しないアバンタイトル…

当blogでは珍しくベタボメの西谷演出のアバンタイトルだが、今回は残念ながらヒロインあさ(波瑠)の登場は無く、前回のラストの続きを描いただけ。前回が秀逸だっただけに少し拍子抜けしてしまった。まあ、思い通りにならない日は、明日に期待しよう♪ ってことで…

10年分を埋めた、宮崎あおいさんの見事な芝居

以前は当blogでは非難の対象だった『はつが来た』のシーンであるが、前回からの10年ぶりの再会を描いているあさ(波瑠)とはつ(宮崎あおい)とうめ(友近)のくだりは実に良かった。特に、良かったのは、第47話(2015年11月20日放送)での加野屋の店先の夕景シーンの秀逸な演出と芝居を回想で入れたこと。

お蔭で、はつがこの10年間の様々な苦労の中でも、凛とした姿勢を保ち心の温かさを持ち続けたことが、今井家のもう1人の「強い女(娘)」としてきちんと描かれたし、あさとはつ、2人の母の生き様の違いも。今週の『はつが来た』は一味違うと思う。

千代を引き立てる藍之助の存在が光った『はつが来た』

千代(鈴木梨央)のくだりは、少々コント風。正直あっても無くてもどうでも良いエピソードであるが、藍之助(森下大地)が絡んでいるから、「銀行への嫉妬」や自分と千代の人生の違いなど、『はつが来た』を汲んだ流れになっており、先の回想シーンともリンクして、ぎりぎりあさのビジネスネタを補強してると言って良いだろう。

それに以外に火曜日にはつは和歌山へ旅立った。この位の丁寧な描写で且つ印象的な登場で短い放送尺なら、姉妹を描くのは大いに結構。出来れば、ふゆのことも話題に挙げてチラ見させても良かったかも。そんな、久し振りの程良い『はつが来た』だった。

もう少し、うめと雁助を描いても良いかも…

そして、終盤の早朝の店先のシーン。やや長めのはつの明るい笑顔のアップから、翌朝早い感じの暗がりの屋外へ出て来るあさが天を向くと、あさの顔も明るくなって前シーンと話が繋がる編集と照明の具合もいい感じ。

ラストカットは野良猫と戯れる雁助(山内圭哉)。サブタイトルを考えると、今回のうめと雁助の描写の少なさが気になるが、増えれば増えたで、あさの出番が減ってくると言うジレンマ。でも、五代よりは本作に登場回数は多い2人。亀助とふゆの恋バナをあれだけ描いたのだから…と思う。

あとがき

個性的で魅力的な脇役が多いし、回が進むほどに増えていく今作。こう言うことは朝ドラに限らず連ドラとして良いとは思う。しかし、それだけ描くこと、いや視聴者が見たい部分が増えることで、あさの女実業家のパイオニアの物語が薄まってしまうのは本末転倒。とにかく本筋と脇役の物語、バランス良く描いて欲しいです。

なお、前回の記事の記載ミスをご指摘下さった読者の皆さま、ありがとうございました。非公開希望が多かったので、この場で御礼を申し上げます。

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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
1 2 3 4 5 6
第2週『ふたつの花びら』
7 8 9 10 11 12
第3週『新選組参上!』
13 14 15 16 17 18
第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『九転び十起き』
61 62 63 64 65 66
第12週『大阪一のおとうさま』
67 68 69 70 71 72
第13週『東京物語』
73 74 75 76 77 78
第14週『新春、恋心のゆくえ』
79 80 81 82 83 84
第15,16週は “五代さまウィーク”、その後は “はつが来た” で「あさロスが怖い」視聴者対策をするNHKをどう思う?
第15週『大阪の大恩人』
85 86 87 88 89 90
[備忘録] 自分の「あさが来た」の感想がブレる理由
第16週『道を照らす人』
91 92 93 94 95 96
第17週『最後のご奉公』
97

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