相棒 season14 (第12話・2016/1/20) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season14』(公式)
第12話『陣川という名の犬』の感想。
かつて騒がれた“顔裂きジャック”による犯行と疑われる連続殺人が起こる。未解決事件に執着する陣川(原田龍二)が右京(水谷豊)らのもとへやって来るが、事件には無関心の様子。陣川は珈琲店を経営するさゆみという女性に恋をし、冠城(反町隆史)に恋愛相談を持ち掛ける。ある夜、陣川がさゆみの店へ行くと、彼女が顔裂きジャックに殺されていた。右京は連絡が取れなくなった陣川が犯人に復讐するのではと心配する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本や監督が誰だろうと…
脚本は、真野勝成氏。監督は、橋本一氏。まあ、そんなことどうでも良いやって感じの通称「陣川回」だった。
チーム特命係で陣川を…と言うのは否定しない
確かに話は捻りまくってた(が、20分もしない内に展開は読めてしまったが)。右京(水谷豊)が程良く先導し、亘(反町隆史)らしく右京と絡み、伊丹(川原和久)も米沢(六角精児)も参加して、チーム特命係で陣川(原田龍二)を救おうと言う、ここまでは悪いと思わない。
享の最後、右京の采配、バッドエンドで後味は最悪
しかし、前Seasonのラストで甲斐享(成宮寛貴)を犯罪者にして終わらせて失敗した(私はそう思ってる)のを思い出させるような展開や、右京のラストでの身内に甘い采配など、自称相棒ファンの私としては許し難い部分の方が目についてしまった。
もしこれが最後の「陣川回」なら、どうしてハッピーエンドにしてあげなかったのか。ファンとつくり手がここまで解離しているのかと、悲しい気持ちと怒りでいっぱいになった後味が最悪の放送だった。どんな展開でも後味だけは「これが陣川回だよね」で良かったのに…
あとがき
うーん、どうしてこんな「陣川回」にプロデューサーがゴーサインを出したんでしょう。もう『相棒』が蘇ることないのかなと残念な気持ちになりました。来週は、殺人を自殺と見誤った伊丹が刑事クビの危機に…と言うストーリーらしいです。過去の愛されたレギュラー登場人物をいじるのはもう止めにして頂きたいです。
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【これまでの感想】
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