臨床心理学者 火村英生の推理 (第1話 / 初回15分拡大・2016/1/17) 感想

日本テレビ系・『臨床心理学者 火村英生の推理』(公式)
第1話 / 初回15分拡大『大人気ミステリーが奇跡のコンビで映像化名探偵は殺人鬼!?美しい犯罪が幕を開ける』の感想。
なお、原作:有栖川 有栖、麻々原 絵里依「臨床犯罪学者・火村英生の推理」シリーズは未読。
研究の一環として警察に協力している犯罪学者の火村(斎藤工)は、ある夜、京都府警の警部・鍋島(生瀬勝久)に呼び出され、友人で推理作家の有栖(窪田正孝)と、事件現場に駆け付ける。現場はホテルで、宿泊中のマジシャン・ニック(戸次重幸)の部屋で彼の助手が刺殺体で発見されたという。火村は、ニックと言葉を交わしただけで、事件を解決してしまう。そんな中、世間を騒がす連続通り魔事件の3人目の被害者が見つかる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
イケメン2人のスタイリッシュな推理ドラマ?
脚本は、『地獄先生ぬ~べ~』のマギー氏。演出は、『地獄先生ぬ~べ~』『花咲舞が黙ってないシリーズ』の佐久間紀佳氏。かなり好意的に解釈すると、殺人現場に何らかの快楽を感じ、謎と心の闇を抱える犯罪学者と、彼を救いたいと言う親友で推理作家が、スタイリッシュに難事件に立ち向かうって物語らしい。
15分拡大を止めて、後半の事件だけだったら…
火村(斎藤工)の推理力の魅せ方は、あれはあれでアリだと思う。ただ、如何せん前半と後半の事件に差があり過ぎた。15分の拡大を止めて、後半の事件だけにするだけでもだいぶ印象が違ったろうに。
出演者全員が “スタイリッシュ” に拘り過ぎ…
あと、これはドラマとは直接関係ないが、出演者全員が “スタイリッシュ” に拘り過ぎて、演技やら存在感やら違和感を覚える場面が多かった。また、窪田さんの関西弁も、江戸っ子の私が聞いても所謂テレビドラマ的関西弁って感じで…。原作はともかく、本作は関西である必然性を感じなかった。
あとがき
久し振りの女性絡みの役でない斎藤工さんと、出演作にハズレ無しの窪田正孝さんに期待して観ましたが、イケメン2人のスタイリッシュな推理ドラマって方向で良いのかなって感じでした。ただ、登場人物らの謎や闇を散りばめ、時間は淡々と解決するのでなく、もう少し “何か” が欲しいです。
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