●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。
●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。

あさが来た (第87回・1/13) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』公式
第15週『大阪の大恩人』『第87回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
 ※ベタボメ感想だけを読みたい人は、ブラウザバック(=ブラウザ上で前のページへと戻る)をするのが良いと思います。


加野屋で働く人たちを集めたあさ(波瑠)は、さらに炭坑を買い足すことを提案する。当主の榮三郎(桐山照史)や番頭の雁助(山内圭哉)の答えは…。そして、あさは、娘の千代を残し炭坑へ出かけて行く…。一方、大阪経済の発展のため多忙を極める五代友厚(ディーン・フジオカ)のもとに『北海道の官有物を不当な値段で払い受けている』という新聞記事が届く…。あさもその新聞を見て、大股で歩き出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

あさのカットで始まった3分間の見応えあるアバン

最近は週の真ん中の水曜日で週の仕上がりが決まってしまうことが多いと感じる本作。その意味で、今日のファーストカットが風景でなくヒロインのあさ(波瑠)だったのは良いこと。しかし、語りで「あさの待っていた」と補強するのはダメ。あさが「来た来た」と言ってるし、波瑠さんの演技で分かりきってるのだから。

まあ、朝ドラの語りは、毎朝忙しくしてテレビの前にじっとしていられない視聴者のためのサービスの一面もあるから、この位は多めに見よう。そして、朝ドラお得意のヒロインの盗み聞き。今朝は3分もの長尺だったが、ヒグラシの声と夕景で、今後の新たな展開を垣間見せるような見応えのあるアバンタイトルは悪くなかった。

“ままごと” のお陰で、仕事の話の重要性が増す

まとめ撮りしているとは思うのだが、加野屋の軒先での子供らの “ままごと” のシーンが実に良い。昼間の日差しの強さと子供らの明るさのバランスが、心地良い気分転換をさせてくれるシーンになってる。主題歌明けに、チラッとこの “ままごと” が入るだけで、そのあとの仕事の話の重さが活きてくる。

あさ、雁助、新次郎の話し合いでの照明が良かった

そして、いよいよ炭鉱の買い増しの話。ここでも、今週の佐々木氏の演出が、ヒロインあさを魅せようと必死なのが伝わってくる。例えば、照明演出。部屋に差し込む強い日差しの使い方だ。

日差しが当たってるのはあさの下手(向かって左側)だけ。あさの上手にいる榮三郎(桐山照史)には日差しは届いていない。あさの向かいにいる雁助(山内圭哉)には上手く軒先で日差しが切れて届いていない。そして、新次郎(玉木宏)は背中で日差しを受けて逆光になってる。これだけであさにスポットライトが当たってることになる。

そして、6分過ぎ頃、画面下手に雁助、上手にあさ、中央にまるで相撲の行司かテニスの審判のように両者の言い分を公平に見届ける新次郎がいる3人のカット。3者それぞれ光の当たり方が違う。もちろんこれはあさは前向き、雁助は保守的、新次郎は…と3者の思いが違うことを見せてる。

そして、あさに強く出る雁助の後に何度かあさのアップが入るが、その度に少しずつあさの顔へ当たる日差しの量が増え明るくなっていく。と同時に雁助の顔も少しだけ明るくなる。もちろんる榮三郎も。少しずつ日差しの当たっていない側の照明を明るくして左右差を無くしているのだと思うのだが、話が1つの結論へ近づいているのを表してる。

このあさに新たに降り注いだ試練が、加野屋の将来、日本の未来をも変える可能性を秘めている大事な話であることを、じっくり魅せる良い照明だった。特に、新次郎の座る位置と背負う日差しが、今後の新次郎の役割を映し出しているようで、良かったと思う。

夕日の儚さや心を静める力と、千代と新次郎の気持ち

先程より遠くで鳴くヒグラシ、風鈴の音、七夕の飾り、そして夕日。このシーンでは、さっきのあさの日差しに似てるのが千代(中川江奈)。母の意向を受け入れた覚悟の光だ。そして、ここでの新次郎は逆光でなく、少し千代の見方になった父親を表すために、顔に日差しが当たってる。そして、あさは少し暗がりの中でじっくり我が子を諭すって感じ。

エピソード自体は大した内容ではないが、夕景がもたらす儚さや心を静める力と、母と妻がまた遠くへ行ってしまう寂しさを上手く融合させたシーンだった。

久し振りの眉山一家のシーンも悪く無かった

そして、久し振りに眉山一家のシーンが僅かだが挿入された。必然性を考えるとどうかと思うが、アバンの手紙繋がりのエピソードとして、今日の終盤前に一区切りをつける役目としては悪く無いと思う。やはり今週は、あさを魅せることに徹底していると思う。

あとがき

いよいよ、順風満帆だった五代さまの人生に次々と試練が訪れるようですね。とにかく、あさを魅せることに徹底してくれれば、主人公あさが埋没することは無いはず。週の後半も期待します。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説 あさが来た Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 あさが来た 上
広岡浅子徹底ガイド おてんば娘の「九転び十起き」の生涯
新装改訂版 小説土佐堀川 ――女性実業家・広岡浅子の生涯


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/7971/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
   http://dmesen.seesaa.net/article/432507352.html でも受付けております。


【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
1 2 3 4 5 6
第2週『ふたつの花びら』
7 8 9 10 11 12
第3週『新選組参上!』
13 14 15 16 17 18
第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『九転び十起き』
61 62 63 64 65 66
第12週『大阪一のおとうさま』
67 68 69 70 71 72
第13週『東京物語』
73 74 75 76 77 78
第14週『新春、恋心のゆくえ』
79 80 81 82 83 84
第15週『大阪の大恩人』
85 86

関連記事
スポンサーサイト



トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

買い足し>『あさが来た』第87話

久しぶりに、はつ登場! 今や嫁姑仲良く 藍之助君の教育のために一生懸命な様子 あさが最初に感じたのも教育の大切さだったし 五代さんは学校を設立したし そもそも第1話では、あさによる女学校設立の話だったし 今後の展開を示唆? ちゅーか、その前に 藍之助君、加野屋へ― の伏線? …ひじゅにですが何か? 「ままごというんは、ほんまに怖い遊びや」...

買い足し>『あさが来た』第87話

久しぶりに、はつ登場!今や嫁姑仲良く藍之助君の教育のために一生懸命な様子あさが最初に感じたのも教育の大切さだったし五代さんは学校を設立したしそもそも第1話では、あさによ...

「あさが来た」 第15週 大阪の大恩人 第87話

『明治14年7月、いくつかの新聞社から薩摩出身の 五代が同じく薩摩出身の政府高官と癒着しており、 北海道の官有物を格安で払い下げられるという報道が大きく世に出ました』 「 ...

あさが来た 第87回

内容ある日、榮三郎(桐山照史)雁助(山内圭哉)そして新次郎(玉木宏)らを集めたあさ(波瑠)は、炭坑の買い足しを提案する。一同を驚かせた提案であったが、雁助は呆れかえるも、注意を与えた上で。。。。。 そんななか、あさのもとに、姉・はつから文が届く。 敬称...

NHK朝ドラ【あさが来た】 第87回 感想

加野屋で働く人たちを集めたあさ(波瑠)は、さらに炭坑を買い足すことを提案する。当主の榮三郎(桐山照史)や番頭の雁助(山内圭哉)の答えは…。そして、あさは、娘の千代を残し炭坑へ出かけて行く…。一方、大阪経済の発展のため多忙を極める五代友厚(ディーン・フジオカ)のもとに『北海道の官有物を不当な値段で払い受けている』という新聞記事が届く…。あさもその新聞を見て、大股で歩き出す。 (上記あらすじは...

コメント

コメントを残す

Secret

※なお、送られたコメントはブログ管理人が承認するまで公開されません。
※また、当blogの「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」に基づき、管理人が不適切、不適当、不愉快と感じたコメントは非公開、または予告無く削除します。

楽天市場PR

TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

最新記事

PR


カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR