あさが来た (第81回・1/6) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第14週『新春、恋心のゆくえ』『第81回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
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あさ(波瑠)は、五代友厚(ディーン・フジオカ)から大阪商法会議所の設立には、新次郎(玉木宏)の活躍があったという話を聞いてびっくりぽん。難色を示す大阪の商人たちを新次郎は、さりげなく説得して回ったのだ。人望ある新次郎を改めて見直すあさ。加野屋では、ふゆ(清原果耶)の父が用意した縁談の話が進んでいた。心配する亀助(三宅弘城)、ドキドキしながら見守るあさは…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
週の真ん中水曜日は、新春豪華2本立て
今日は週の真ん中と言うころからなのか、内容は前半が新次郎(玉木宏)の活躍の話、後半はふゆ(清原果耶)の縁談の話の豪華?2本立て。その2つをを「やきもち」のエピソードでくっつけたって感じ。まあ、この辺りは新春、正月らしくて良いと思う…
「ヒロイン夫婦」を描くのは良いこと。毎日書いて欲しい
そして、前半7分過ぎまでの新次郎とあさと五代友厚(ディーン・フジオカ)のやり取りは、なかなかいい感じ。既婚のヒロインを描くのだし、女傑をも描くのだから、夫の助けを含めて「夫婦」を描くのは良いこと。こう言うくだりが毎日少しでも必ず描かれたら良いと思う…
たくさんいる魅力的な脇役はスピンオフ化できないか?
一方、ふゆのことも毎日描くんだって感じ。ふゆが今井家、山王寺屋、そして加野屋と女中勤めしてきたことを描くのは悪いとは思わない。連ドラらしさもあったし。ただ、脇役のエピソードを毎日描くのはどうかと思う。
描くなと言うのでなく、本作にはご存知の通りに魅力的な登場人物がたくさんいるから、1人ずつ取り上げるとどうしてもヒロインの本筋の尺が食われてしまう。そこが気になるのだ。
編成局で、金曜や土曜の夜にでもしっかり放送枠を確保して、スピンオフドラマって出来ないのだろうか。あさの姉の件もしかり、放送開始後からスピンオフ化しておけば、もっと話題性が上がって相乗効果を生んだと思う。今でも遅くない。あさの物語を進めるためにも、再考して欲しい。
あとがき
年末の「紅白歌合戦」、私はそれなりに楽しく見ましたが、世間の視聴率は前年より下がったとのこと。やはり、多くの視聴者とNHKの方向性は解離している部分があると思います。限られた制作費と放送時間をもっと有効に使って、NHKの看板番組をきっちり盛り上がて欲しいです。
とにかく、今週はこの調子でしょうから、きっと来週には銀行づくりや炭鉱の話が進むはず。あと3日、のんびり待つしかなさそうです。でも、魅力的な脇役たち、活かさない手はないと思うんですけど…
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
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第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『九転び十起き』
61 62 63 64 65 66
第12週『大阪一のおとうさま』
67 68 69 70 71 72
第13週『東京物語』
73 74 75 76 77 78
第14週『新春、恋心のゆくえ』
79 80
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