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あさが来た (第76回・12/24) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』公式
第13週『東京物語』『第76回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


東京を訪れているあさ(波瑠)は、弟の忠嗣と牛鍋屋で待ち合わせていた。そこで父の忠興(升毅)ともばったり出会い、あさは久々に家族との会話を弾ませる。あさが女性の社会進出について語っていると、そこに割って入って来たのは、福沢諭吉(武田鉄矢)であった。福沢は、女性の社会進出について熱く語りかけて…。そして、あさが東京を去る日、五代(ディーン・フジオカ)があさを見送りに行こうとすると…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

今日のアバンタイトルは、これまでとちょっと違った

まず最初に断わっておくが、先週あたりから称賛の感想を続けているが、実は昨日からその裏でずっとくすぶっていることがあった。面白いし良く出来た作品だけに、今日は少し提案と言うか要望も書こうと思う。

冒頭、前回を振り返ることなく、前回のラストカットの続きで予想通りにあさ(波瑠)の弟・忠嗣(興津正太郎)が登場し、全部台詞で今井家の現状報告。福沢諭吉(武田鉄矢)劇場の予感もたっぷりで、続いて父・忠興(升毅)も登場。と、やや長めのアバンタイトルは今週では珍しい。

もちろん、今週が年末年始放送休止による年明けのためのネタ振りの役目が強いのは重々承知なのだが、これまでが秀逸だっただけに「いきなり」感が残念って感じなのだ。

諭吉の台詞におんぶに抱っこなのも…

主題歌明けも、予想通りに福沢諭吉劇場。それも約8分間。更にこの先のネタ振りまでナレーションで補完して。確かに、ヒロインのこの時代での役割や物語の方向性を示すのは悪いとは思わないが、ここまであからさまに諭吉の台詞におんぶに抱っこで進行して良かったのだろうか。

もっと加野屋の生業を描いてはどうだろうか?

で、先述した「くすぶっていたこと」の1つが、父と娘の会話にあった加野屋の仕事のことだ。両替商が大儲けしている描写もあまりなく、炭鉱事業も賠償金の支払いで厳しい状況のはずなのに、正吉の葬儀の費用捻出の苦労話も描かれず、この度の東京旅行の費用の件も一切なし。

そう、加野屋の生業が描かれていないのだ。あさの仕事なり役割は描かれているが、商売としての実体が見えないから、何となく全体が物語を進める方向に偏り過ぎているように見えてしまう。

仕事をしている姿を描くのと、商いを描くのは違うはず。その辺をもう少し丁寧に描写してくれると、もっと面白くなると思うのだが。

もっと地域性を魅せてはどうだろうか?

あさ「この街を歩いてよう分かりました」

もちろん、「街=東京」なのは間違いないのだが、前回と今回で描くべきは、この台詞のことでは無かったろうか。これがもう1つの「くすぶっていたこと」だ。

五代(ディーン・フジオカ)と大久保利通(柏原収史)に出会い、そのおまけに父と弟と諭吉に会うと言うエピソードで、朝ドラとしては実に展開も速く、盛りだくさんで面白いと思う。楽しめているのも確か。しかし、視察旅行のはずなのにあまり視察は描かれず、何より東京である必然性がもっと欲しいのだ。

このことは、遡れば京都や大阪、九州らしさも同じ。方言や服装や髪形の違いはあるものの、目で見て解かる地域性の表現が若干乏しいとも言えやしないだろうか。

何度も書くが、決してつまらないのではない。折角、時代や歴史や人物を盛り込んで描くのなら、地域性も描いた方が良いって話。その方が場所移動や場面転換の見栄えが確実に良くなるはず。そうすれば「大阪に帰る日になりました」のナレーションが「あれ、東京はこれだけ?」と思わせることはないと思う。

もちろん、大阪に帰るのは、大久保利通暗殺の一件が落ち着いた土曜日になると思うのだが…

あとがき

今回は昨日から気になっていたことを書きました。武田鉄矢さん演じる福沢諭吉もこれ位以上のはまり役はいない面白さがありますし、大久保利通の情熱溢れる国づくりの話も良かったです。ヒロインあさが日本の発展に欠かせない女性であることも、やんわりと描かれて良い感じです。

面白い、よく出来てるからこそ、もっと上を望みたいんです。先週の西谷真一さんの演出手腕を見れば出来ると思うのです。ただ、この「年内最後の週」と言う時期が、このような演出的な不足分を生んでしまっている可能性はあります。今日はそう捉えて、年内あと2日間楽しく見たいと思います。

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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
1 2 3 4 5 6
第2週『ふたつの花びら』
7 8 9 10 11 12
第3週『新選組参上!』
13 14 15 16 17 18
第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『九転び十起き』
61 62 63 64 65 66
第12週『大阪一のおとうさま』
67 68 69 70 71 72
第13週『東京物語』
73 74 75

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