コウノドリ (第10話 最終回・12/18) 感想

コウノドリ

TBSテレビ系・金曜ドラマ『コウノドリ』公式
第10話/最終回『母と子を救う、チームが起こす奇跡』ラテ欄『チームが起こす奇跡!母と赤ちゃんを救え』の感想。
なお、原作漫画:鈴ノ木ユウ氏の『コウノドリ』は未読。


サクラ(綾野剛)が担当する妊婦で編集者の美雪(西田尚美)が、病院の取材に来る。美雪は、評判になる記事を書くことで会社に妊娠の報告をしやすくしたいと説明するが、裏では別の思惑を抱えていた。取材を通し、美雪は先天的な疾患がある赤ん坊とその両親・亮子(奥貫薫)と武史(戸田昌宏)のほか、問題を抱えるさまざまな家族の存在を知る。そんな中、浩之(小栗旬)がサクラに、もうすぐ1歳になる娘・芽依の今後を相談する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「命の物語」と「私達の仕事」が凝縮された人間ドラマ

「生まれてくる命は、
 それぞれがかげがえのない ただ1つのものです。
 すべての出産には命の物語があります。
 赤ちゃんと家族に寄り添って命を紡ぐお手伝いをする。
 それが私達の仕事です」

この台詞、番組冒頭で新人産科医の下屋(松岡茉優)のナレーション。もう、本作のすべてがここに表れていると思う。「命の物語」と「私達の仕事」がギューッと詰まったのが本作。今さら、本作の素晴らしさを語る必要もないのだが…

徹底的にリアルに描くから虚構の中の真実が見える

例えば、NICUは家族と一緒に “赤ちゃんを育てる場所” と言う言葉なんて実に的確だし、それを描くために今回で言えば、“18トリソミーの個性” と紹介されていたオーバーラッピングフィンガーのアップなんて本当にリアル。出産シーンなどもつくり手がリアルに拘ったからこそ、虚構の中の真実がこちらに伝わってくるのだ。

サクラと浩之の重ね方が絶妙過ぎる

もちろん、主人公・サクラ(綾野剛)の物語も全く独立して描かれることはほぼ皆無で、必ず他の親や赤ちゃんと絡めて描かれたのも良かった。今回なら、浩之(小栗旬)とサクラの会話の中で、浩之が母親の命日と娘の誕生日が同じと言う何とも皮肉でせつない話が出て来るが、これも中盤以降にサクラの出生と上手く絡んで行く。

サクラの分身 “BABY” と芽依の関係も見逃せない

そして、サクラと言えば “BABY” の誕生秘話的な母との話にはグッと来たし、ライブハウスで浩之の娘・芽依ちゃんへの粋な計らいもジーンと来た。ホント、すべてのエピソードがきちんとリンクし合って、更に劇伴(劇中音楽)まで重なって、感動の相乗効果を創出しているのがスゴイとしか言いようがない。

脚本、演出、俳優の三位一体が高次元で成立した

終盤、死戦期帝王切開のクライマックスが訪れるが、そこでもきちんと医学的解説を怠らない丁寧さと、下屋のナレーションで挿入するから違和感もない。

そして、救急救命科の救命救急医・加瀬(平山祐介)の人命が救われる度に発する「来たー」や、ラストに浩之がサクラの亡き父の気持ちを代弁するところなど、ドラマチックな脚本や演出も盛りだくさん。1つ1つ挙げたらキリが無いほど、脚本、演出、俳優の三位一体が高次元で成立した映像作品に仕上がったと思う。

あとがき

これだけシビアで難しいテーマを、ユーモアもちゃーんと織り交ぜながら、丁寧且つ解かり易く描き、毎回大きな感動を自然に創り出したと思います。終わるのがホント惜しいです。是非、スペシャルドラマでも良いので、帰ってきて欲しいです。

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