あさが来た (第62回・12/8) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第11週『九転び十起き』『第62回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
あさ(波瑠)は、相変わらずつわりに苦しんでいた。新次郎(玉木宏)は炭坑で働くサトシ(長塚圭史)のことが気になったが、あさを連れて大阪に戻っていく。大阪の家で過ごすうちに、体調がよくなっていくあさ。新次郎は、街の人の多くが断髪していることが気になって…。そして、あさのもとを五代友厚(ディーン・フジオカ)が訪ね、話が弾んでいると、そこへ現れたのは…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
15分間で描いたのが「さっぱりぽん」だけ…
うーん、冒頭のあさ(波瑠)がつわり対策にミカンを鼻に…って時点で、そんなこと描いてる場合かて気持ちになった第62回。終わってみれば、銀行だ何だと言ってはいるが、起きた出来事は散切りアタマってだけ。火曜日で内容がこれだけとは驚きとしか言いようがない。
表面的に楽しければ朝ドラだからこれで良いのか?
だって、今週は妊娠、出産、イクメンと描きつつ、銀行の話が進むってことは、金曜日か土曜日に史実上起こった炭鉱の爆発事故を描くはず。それで多数の死傷者への賠償や炭鉱の復興資金のためにってことになるのだから。
だとすると、少なくとも木曜日までは妊娠、出産、イクメンと「はつ」で時間稼ぎするってことか。とにかく「あさ」の特に仕事のことが描かれなさ過ぎる。描かれても箇条書き程度でちっともドラマチックで無い。
確かに、今日も小ネタで楽しく見せてはいるけれど、本筋の「あさ」の仕事の部分が全部先送りになっているのが最大の問題。「あさ」のモデルが誰であろうと、表面的に楽しければ朝ドラだからこれで良いと言う視聴者は良しとして、そうでない私は視聴対象外なのか。
いずれにせよ、先週までの “はつが来た” が挿入されていた時の方が面白かったのは間違いないのが残念で仕方ない。
あとがき
15分間で描いたのが「さっぱりぽん」だけでは、感想を書く気がおき難いです。もっと描くべきことはあるでしょうに。取り敢えず、言葉は悪いですが、週末の炭鉱の爆発までは表面的な楽しさだけになるでしょうね。そうならいっそ、はつと惣兵衛の和歌山物語で1日費やした方がマシかも…
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
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第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『九転び十起き』
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