あさが来た (第61回・12/7) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第11週『九転び十起き』『第61回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
九州の炭坑で妊娠していることがわかったあさ(波瑠)は、つわりに苦しみながら、仕事ができない自分を悔しがっていた。亀助(三宅弘城)も心配するだけで、なにもできないでいた。そこへ現れたのは、夫の新次郎(玉木宏)とうめ(友近)。あさを抱きしめる新次郎。そのとき、あさは…。炭坑でサトシ(長塚圭史)を見た新次郎はあること思うが、あさを連れて大阪へ戻って行く…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最近良くなった雰囲気は途切れずに済むのか?
今日はいつになく冒頭1分20秒も使って、先週の出来事をまるでダイジェスト版並にしっかり描いた本作。と思ったら、(もしかしたら)本作初演出担当の「長尾裕和」とのクレジットがあった。さて、先々週あたりから良くなった雰囲気は途切れずに済むのか…。取り敢えず、みかんで「はつ」が登場しなくて一安心だ。
まだ、サトシを引っ張るのか?
今週はあさ(波瑠)の妊娠と出産の1週間かと思いきや、意外にも月曜日で新次郎(玉木宏)がサトシ(長塚圭史)に気づいた。これでどうやらまたサトシの謎は土曜日跨ぎで来週に持ち越しか?そんなに引っ張って余程のことがあるのだろうか。それよりも、あさを描いた方が良いと思うが…
はつでなく、あさの “転んでは立ち上がり” を描け
そして、今週のサブタイトルは『九転び十起き』だ。普通なら「七転び八起き」だが、正直あさについては殆ど “転んでは立ち上がり” は描かれていない。むしろ、はつ(宮崎あおい)の方が既に九転び十起き以上しているような。ヒロインの成功は大きく描くが挫折があまり描かれない。これが物足りない原因の1つであるのは間違いない。
あとがき
今週は、演出があっさりと言うか、淡々と脚本を映像化している感じですね。もう少し、今後はもっとドラマチックな魅せ方があると退屈せずに済むと思います。とにかく、いよいよ「あさの物語」をお願いします。
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
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第4週『若奥さんの底力』
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第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
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第6週『妻の決心、夫の決意』
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第7週『だんな様の秘密』
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第8週『京都、最後の贈り物』
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第9週『炭坑の光』
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第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
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第11週『九転び十起き』
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