コウノドリ (第8話・12/4) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『コウノドリ』(公式)
第8話『僕には忘れられない出産がある』の感想。
なお、原作漫画:鈴ノ木ユウ氏の『コウノドリ』は未読。
四宮(星野源)が担当する妊婦・マキ(谷村美月)のおなかの赤ん坊に、「口唇口蓋裂」という先天性疾患があることが判明した。初めての出産を楽しみにしていたマキは大きなショックを受ける。一方、サクラ(綾野剛)が担当する37週目の妊婦・実咲(中村ゆり)の赤ん坊は順調に育っている。だが、彼女は2年前に「無脳症」の赤ん坊・ツバサを死産しており、当時も実咲を担当していたサクラにとって忘れがたい経験だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
妊娠や出産には多くの人が関わっているのを魅せた
今回は、これまでで最も様々な妊娠と出産、親と子、生と死を盛り込んだと思う。しかも、毎度のように登場人物全員が各エピソードの中でしっかりと活躍をした。
普通の連ドラと本作が大きく違うのが、群像劇と言う間違えるとごちゃごちゃするだけの形式を、妊娠や出産には医師や助産師だけでなく夫婦や家族など、多くの人たちが関わっていることにきちんと利用させれていることだ。
そして、主人公も “BABY” のシーンも織り交ぜられ、ちゃーんと主人公らしさが描かれる。決してサクラ(綾野剛)が突出することは無いが、存在感はピカイチ。だからこそ繰り返しになるが、登場人物全員参加型ドラマの楽しさがある。ホント、今週も完成度は高かった。
あとがき
「死んだんじゃない。生きられないだけ」
今回はこの台詞が、心にズシーンと響きました。実咲(中村ゆり)の家にあった “TSUBASA” を刺繍がしてあったブルーの小さな遺骨カバーに、本作のスタッフのきめ細かさや本気度、そして妊婦さんたちへの優しさが見えました。こう言うところがお母さんたちの共感を呼ぶのでしょうね。
今回は、がっつりと盛り込んできましたが、見事に「いのち」を1時間で描き切りました。これだけシビアなエピソードだらけの中に、ユーモラスな部分も忘れないから、観ているこちらもホッとする瞬間がある。そして最後までぐいぐい引っ張っていく強い物語。今週も「すごい」の一言です。次回にも大いに期待します。
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【これまでの感想】
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