あさが来た (第56回・12/1) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』公式
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』『第56回』の感想
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。


あさ(波瑠)や加野屋の人々は、榮三郎(桐山照史)の襲名披露の準備でてんやわんや。そんな中、亀助(三宅弘城)がある人に恋心を抱いていることを知るあさ。そして、迎えた襲名披露の当日、正吉(近藤正臣)は、急にあることを言い出して、あさは襲名披露の席に参加することとなる。一方、はつ(宮崎あおい)は、惣兵衛(柄本佑)の農家としてやりなおそうとする姿勢を後押しして、思いきったことを言う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

2か月が過ぎて、やっと普通に楽しめる朝ドラに

細かい部分に触れる前に、今日の15分間を観て思ったのは、放送開始から2か月が過ぎてやっと普通に楽しめる朝ドラになったってこと。本当は、1か月くらいでこの程度の完成度に到達して欲しかったが、未到達よりはずっと良い。これからが楽しみになった、そんな15分間だった。

“はつが来た劇団” の俳優の絶妙な存在感と演技力

まず、冒頭の “はつが来た” だが、やはり15分間全体を通しても印象が強く残る。その辺りの改善策は後述するとして。とにかく “はつが来た劇団” とでも言って良いような4人の俳優の絶妙な存在感と演技力がギュッと詰まった上に、演出も「これでもか」って位に力が入ってるから、印象に残るのはしょうがない。

“はつが来た” の脚本も演出も手抜き無し

今日も「みかん」を効果的に台詞に盛り込んで和歌山を上手に表現したり、“言い過ぎた時の姉妹の癖” を今日はアヒル口のはつ(宮崎あおい)がやって見せたり、2組の夫婦愛をちらりと描いたりと、とにかく丁寧で細かくて面白い。その上、「新しい朝がやって参りました」のナレーションで「朝」と「あさ」を掛けてみたり。

本編である “あさが来た” が「明」「陽」に対して、「暗」「陰」のイメージの “はつが来た” を明るく、ほのぼの、ほんわかと描いて、和歌山行きと言う第2章の幕開けにしたのは上手いと思う。

“あさが来た” も笑いあり恋バナありの余裕

そして、続くは本編の “あさが来た”。こちらは、雰囲気を変えるべく襲名披露の準備段階をコミカルに描いてスタート。そして、ただ準備に奔走する人たちを描くに終わらず、亀助(三宅弘城)の恋バナまで入れる余裕を見せた。あさ(波瑠)の「びっくりぽん」も実にさりげなくて良かった。

大人のムードの “新次郎が来た” の多いな役割

3本立ての最後は “新次郎が来た” だが、こちらこちらで時刻も夕方になり、実に大人のムード。正吉(近藤正臣)と新次郎(玉木宏)が火鉢を前に座り火に手をあてる仕草や、茶道具をさばく仕草など本当に美しい。こう言うシーンがスッと入るだけで、次の緊張感ある襲名披露のシーンが際立つのだ。

姉妹の「新たな旅立ち」の物語に相応しいラスト

そして最後は再び “あさが来た” は既に襲名披露当日と言うテンポの良さ。そこへはつも絡めて、今週はしっかりと姉妹の「新たな旅立ち」の物語にしようと言う脚本と演出の意図が見える。ホント、この位の完成度で毎朝を迎えられるのなら、1か月前の不安は吹き飛ばして良いかもしれない。

あとがき

今日は良かったです。あとは、あさのキャラクターがもっと特徴を出し、印象に残るシーンが増えれば、久し振りの朝ドラの傑作になる予感がします。

ただ、どうしてもはつの方が目立ってしまうのが問題。第2章の「はつが来た-和歌山編-」はいっそ本編から切り離して、スピンオフとして別の時間帯で同時進行しても良い位です。とにかく、今週は良い感じで進んでますね。

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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
1 2 3 4 5 6
第2週『ふたつの花びら』
7 8 9 10 11 12
第3週『新選組参上!』
13 14 15 16 17 18
第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46 47 48
第9週『炭坑の光』
49 50 51 52 53 54
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』
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