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5→9~私に恋したお坊さん~ (第8話・11/30) 感想

5→9~私に恋したお坊さん~

フジテレビ系・月9『5→9~私に恋したお坊さん~』公式
第8話『今夜限定二人に訪れる切なすぎるラブエピソード… 』の感想。
なお、原作漫画:相原実貴氏の『5時から9時まで』は未読。


ついに潤子(石原さとみ)と相思相愛になった高嶺(山下智久)は、恵子(戸田恵子)から一緒に住んだら愛が深まったと聞き、潤子の部屋に転がり込む。そのころ、ひばり(加賀まりこ)は高嶺を切り捨て、天音(志尊淳)を次期住職にすると決めていた。翌朝、高嶺との新生活に照れる潤子は百絵(高梨臨)やまさこ(紗栄子)に報告するが、寺の嫁になる覚悟はあるのかと問われる。一方、寺に一度戻った高嶺は、天音から宣戦布告される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

潤子と高嶺のベタな恋バナ&ラブコメだけで良いのに

序盤から良い感じで、相思相愛になった潤子(石原さとみ)と高嶺(山下智久)の月9らしいベタな恋バナ&ラブコメと、本作ならではの寺の跡取り問題と天音(志尊淳)の野望が進んでたのに、中盤で脇役たちの恋バナの挿入で全体に引き延ばし感が漂ったのがとても残念。

その上、もったいぶった感じで45分あたりから早めにエンドクレジットを流して、止まった演出家は第5話担当の相沢秀幸氏。折角、前回で演者の好演もあって潤子と高嶺の個性が際立ったのに、演出的にはもっと脇役たちと差を付けて描いても良かったような。(ただ、後記の理由で意図的に抑えたかもしれないが)

いくら脚本に脇役たちの恋バナが書かれても、ぼちぼち最終章に向かう第8話なのだから、潤子と高嶺の直接の関係者以外の話は、演出的(編集も)にもっと引っ込めた方が面白くなったと思う。相関図なんて演出、どう考えも話に水を差してるだけだと思うが…

潤子と高嶺と、2人の直接の関係者たちの演技が光る

さて、前回の感想で、イケメンアイドルのオーラのスイッチが自在になった “俳優・山下智久” を好演と、好き嫌いは分かれるだろうがこの類の女性は抜群のはまり役な石原さとみさんのキスシーンを最後まで丁寧に引っ張った演出は悪く無い。桜庭家と星川家(一橋寺)の違いもちゃーんと描かれていた。

志尊淳さんのメリハリある芝居も良いし、特に今回は潤子の父・満を演じる上島竜兵さんがお笑い芸人らしさ炸裂の熱演(日曜夜のドラマの芸人さんの使い方とは雲泥の差だ)で、ラブコメらしさが更に輝いた。

これはあまり言いたくないし、言われたらいやな気持ちになる人もいると思うが、一部の脇役たちの恋バナのくだり、今のメインストリーム(主軸)のドラマの完成度と比較すると明らかに弱い。原作との絡みがあるのだろうが俳優を換えられないのだから、ここは私がいつも言うテレビドラマはドラマとして、別の作品として位置付けてトライして欲しい。

あとがき

ハッキリ言って、ここまで無駄を盛り込んだのは、前回の楽しさを考えると不思議でなりません。やはり原作や大人の事情なんでしょうか。まあ、ダメな部分をいつまで書いても終わったことはしょうがありません。スタッフさんには次回以降には大いに反省して頂くとして…

前回から今回に亘って、お得意の役柄を演じる石原さとみさんの潤子に、難しい役どころを演じる山下智久さんの高嶺が追いつき、2人の恋愛関係のように2人の演技や存在感が微妙にその時々に上になったり下になったりして、芝居としても劇中の関係としてもハラハラドキドキ緊張感があって良かったです。

もちろん偶然の産物だとは思いますが、でも、こう言う偶然の重なりこそ、想像を超える面白さを生むのだと思います。次回にも期待します。

【当blog内の “俳優・山下智久” 最新関連記事 2015/11/04】
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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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